セイバー・メトリクスの申し子ことマイク・トラウトの全シーズンを査定しました。(2011年は打数サンプルが少なすぎるため割愛。ミートDのトラウトとか需要もないでしょ笑)
マイク・トラウト (2012)
139試合 .326 182安打 30本塁打 83打点 49盗塁 67四球 出塁率.399 WAR10.1
新人王、シルバースラッガー賞
ルーキーイヤーにしてトリプルスリーを達成。MLBは三冠王カブレラに阻まれるも、満票で新人王を獲得した。
パワナンバー 13800 20530 89997
マイク・トラウト (2013)
157試合 .323 190安打 27本塁打 97打点 33盗塁 110四球 出塁率.432 WAR10.2
シルバースラッガー賞
2年連続でのトリプルスリーこそは逃すも素晴らしい成績を残した。5月21日のマリナーズ戦ではリーグ史上最年少でサイクルヒットを達成した。
パワナンバー 13300 40570 92291
マイク・トラウト (2014)
157試合 .287 173安打 36本塁打 111打点 16盗塁 83四球 出塁率.377 WAR8.3
MVP、打点王、シルバースラッガー賞
ホームランを量産し、打点王のタイトルも獲得。盗塁は大幅に減少し、打率もキャリアワーストとやや低迷。成績自体はそこそこだったが対抗馬がいなかったこともありようやくMVPのタイトルを手にした。
パワナンバー 13900 90590 92197
マイク・トラウト (2015)
159試合 .299 172安打 41本塁打 90打点 92四球 出塁率.402 WAR9.3
シルバースラッガー賞
4月17日に史上最年少で100本塁打・100盗塁を達成。最終的には41本塁打とパワーヒッターとしての道を歩みはじめた。
パワナンバー 13800 20520 92196
マイク・トラウト (2016)
159試合 .315 173安打 29本塁打 100打点 30盗塁 116四球 出塁率.441 WAR9.7
MVP、シルバースラッガー賞
盗塁が再び増加し、ルーキーイヤー以来のトリプルスリーまであと1本塁打のところまで接近。ベッツを抑えて2度目のMVPのタイトルを獲得した。
パワナンバー 13100 90510 89833
マイク・トラウト (2017)
114試合 .306 123安打 33本塁打 72打点 22盗塁 94四球 出塁率.442 WAR6.8
5月14日に史上最年少で150本塁打・150盗塁を達成。この年はヘッドスライディングで怪我を負ったこともあり、キャリア最小の出場数となったが、成績自体は優秀で怪我さえなければトリプルスリー当確であった。
パワナンバー 13000 50560 92624
マイク・トラウト (2018)
140試合 .312 147安打 39本塁打 79打点 24盗塁 122四球 出塁率.460 WAR9.8
シルバースラッガー賞
キャリアハイの成績を残したが惜しくもトリプルスリーのベッツにMVPのタイトルを阻まれる。打点が少ないのはとにかく敬遠されまくったためである(リーグ最多の25敬遠)。
パワナンバー 13200 10580 89739
マイク・トラウト (2019)
134試合 .291 137安打 45本塁打 104打点 11盗塁 110四球 出塁率.438 WAR8.6
MVP、シルバースラッガー賞
開幕前にMLB歴代最高額での12年4億2650万ドルで契約延長。ホームランを開幕から量産し、キャリアハイとなる45本塁打を放った。怪我に苦しめられたシーズンでもあり、9月には右足首の手術を受けた。
パワナンバー 13000 10560 89908
近年怪我での離脱が目立つのが気がかりでが、今後も素晴らしいキャリアを送っていくだろう。現在の通算WARは73.4であり、このままの調子が保てれば夢の100オーバーまであと4シーズンで到達する見込みだ。個人的には2018年の成績がお気に入り。