井口資仁
ダイエー(1997-2004)-CWS(2005-2007)-PHI(2007)-SD(2008)-PHI(2008)-ロッテ(2009-2017)
通算成績(MLB) 493試合 .268 494安打 44本塁打 205打点 48盗塁
獲得タイトル:特になし
2005年 135試合 .278 142安打 15本塁打 71打点 15盗塁
ホワイトソックス世界一メンバー
現ロッテ監督のメジャー時代を査定。2004年オフに念願のメジャー挑戦が叶い、ホワイトソックスと2年契約を締結。メジャー1年目からセカンドのレギュラーとしてWAR3.3となかなかの活躍を見せ、チームのワールドシリーズ優勝に貢献。チームメイトからは献身的なプレーを絶賛された。
メジャー時代の井口選手のハイライトといえばやはりあのスナップスローだろう。2006年4月15日ブルージェイズ戦で見せた倒れこむようにゴロを捕球するとそのままの姿勢から鋭いスナップスローで見事アウトを奪い、スーパープレイとして各種メディアから絶賛された。後に井口選手は例のプレーに関して実は倒れこむようにではなく、ゴロを捕ろうとしたらバランスを崩して転びかけたと語っている。
2007年以降は攻守ともに精彩を欠き、2008年にはシーズン中にパドレスを解雇される憂き目も味わった。パドレス解雇後にはフィリーズと再契約を結び、本人は登録規定上試合には出られなかったもののチームは世界一の座に輝き2度目のチャンピオンリングを獲得した。
2009年以降はロッテでプレー。自分自身が本格的に野球を見だした時期はロッテ時代ということもあり、自分の中ではロッテの人の印象が強い。*1
パワナンバー 12900 31402 63468
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*1:ここからは筆者が高校生の頃のお話。
熱烈なロッテファンの友人に連れられ霧の立ち込むマリンスタジアム1塁側内野席で軽〜くロッテを応援していた時のことである。ホットドック売りのお兄さんの声がよう響くなあなどとぼんやり思っていると「イ゛グチ゛さーん」と野太い声が突如隣の席から響き渡る。ビクッとして隣を見ると井口選手が打席に立つたび「イ゛グチ゛さーん」と爆音で叫ぶおっさんの姿があった。
おっさんはだいぶ酔っ払っているのか周囲の視線も物ともせず叫び続ける。これには私もとんでもない所にきてしまったぞと冷や汗をかく始末。ぶっちゃけ試合の流れよりもいつ井口選手に打順が巡って来るのかが気になって仕方なかったのを今でもなお鮮明に覚えている。