アーロン・ジャッジ
NYY(2016-)
通算成績 835試合 .282 846安打 257本塁打 560打点 43盗塁 fWAR40.5
獲得タイトル:MVP1回、本塁打王2回、打点王1回、シルバースラッガー賞3回、新人王
2022年 157試合 .311 177安打 62本塁打 131打点 16盗塁 fWAR11.2
マリスを超えるシーズン62ホーマー
ア・リーグ史上最多記録となるシーズン62本塁打を放ったスラッガー。
MLB記録はボンズの73本塁打だが、これは薬物に頼った結果。「クリーン」という観点ではジャッジの62本塁打をMLB歴代最多記録と見なすこともできる。
2022年は大谷選手も投打ともに規定に達するという歴史に残る快挙を成し遂げたが、やはりマリス越えのインパクトは相当なもので、MVP争いでは1位票28票と圧倒的な支持でジャッジが選ばれた。
2022年シーズンのwRC+は207と2000年以降では史上4位の数字で、それより上はボンズだけ。さらにfWAR、rWAR*1はともに10点を突破。これは2018年のムーキー・ベッツ以来の快挙となっている。
オフにはFAとなり、一時はサンフランシスコ・ジャイアンツ入団の噂も流れたが、最終的に球団史上歴代最高額の9年3億6000万ドルでヤンキース残留を決めた。
大型契約1年目の2023年は故障のため106試合の出場にとどまるもリーグ4位の37本塁打とパワーは健在。
フアン・ソトの加入でマークが若干緩くなったこともあり、2024年は5月末までに21本塁打と2022年を彷彿とさせるペースで本塁打を量産。このままいけばキャリア2度目となるシーズン60本塁打の大台にも手が届きそうだ。
査定に関して
パワー98
マリス越えの快挙を讃えて100にしようか悩んだが、ソーサやボンズと上には上がいるため98にとどめた。
対左F
2022年左右別成績を見ると
対右投手:打率.322・OPS1.142
対左投手:打率.274・OPS1.010
と、OPSはどちらも1.000を超えているものの左投手を若干苦手としていた。
アーチスト
自分の査定基準の一つに「シーズン50本塁打を超えたらアーチストをつけたい!」というものがあり、即決でつけました。
広角打法
ジャッジの62本塁打の内訳は
・レフト方向26本
・センター方向25本
・ライト方向11本
と逆方向にも強い打球を飛ばしている。
初球◯
初球打率は.514、OPSは1.541と甘く入ったボールを逃さない。
チャンスメーカー
2022年は1番バッターとして34試合に出場。初回先頭打者打率は.355、先頭打者本塁打は4本と恐怖の切り込み隊長としても活躍していた。
マルチ弾
2022年は両リーグぶっちぎりトップの11回のマルチ本塁打を記録。マルチ弾の金得があればつけたいレベル。
扇風機
ジャッジ=ブンブン丸の印象が強く、2022年も175三振と本塁打の裏で驚異的なペースで三振を積み上げていた。
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*1:rWAR10.5