開幕まであと1ヶ月ちょい。
選手名鑑が各出版社から出されるシーズンに突入しました。
先日パワプロ村さんがおすすめのプロ野球選手名鑑を紹介していたので、それに便乗して私が愛用しているメジャーリーグの選手名鑑2シリーズの特徴を長所、短所合わせて紹介していきます。
※プロ野球とは異なり、2023年のMLB選手名鑑はまだ発売されていないので、画像は2022年のものです。
①Slugger MLB選手名鑑 全30球団コンプリートガイド(日本スポーツ企画出版社)
MLB専門雑誌スラッガーが編集する選手名鑑。
各球団の主要選手30名のここ5年の成績に加え、WAR、DRSやハードヒット、ゴロ率といったセイバー的指標も確認できる、データ好きMLB通にうってつけの1冊。
Goodポイント
・フルカラー
・セイバー指標が確認できる
・球団の戦力分析や、パークファクターといった情報も満載
Badポイント
・成績の誤植が多い
②メジャーリーグ・完全データ選手名鑑(廣済堂出版)
日本人最初のメジャーリーガー、村上雅則氏が監修を務める選手名鑑。
セイバー的指標は掲載されていない代わりに、選手の内面に迫る小話が充実しており、その選手がどんな選手なのか人間性も含めて知れるのはこの名鑑だけ。
Goodポイント
・選手によっては1ページ丸々紹介など、とにかく選手紹介が充実
・主要選手は全シーズンの成績が見れる
・主要選手のカモにしている選手、苦手にしている選手が分かる
・コントロール、ミート、パワーなどを5段階評価。その選手の大まかな傾向が掴める
Badポイント
・モノクロ
・チームによってページ数に差があり、*1下位のチームはややおざなり。
・セイバー的指標はほとんど載っていない
個人的には両方買うのがベストだと思いますが、そこまでお金は出せないよって方や、はじめてMLBの選手名鑑を買うよって方はスラッガーをおすすめします。スラッガーは隔月で雑誌も出ているので、MLB沼にどっぷりと浸かりたい方はこちらの購読もおすすめですね。
*1:マリナーズ16ページに対して、アスレティックスは12ページ