トレバー・バウアー
ARI(2012)-CLE(2013-2019)-CIN(2019-2020)-LAD(2021-)
通算成績 205試合 83勝69敗 防御率3.79 1416奪三振
獲得タイトル:サイ・ヤング賞1回、最優秀防御率1回
2020年 11試合 5勝4敗 防御率1.73 100奪三振
サイ・ヤング賞投手が日本に⁉
DeNAに電撃加入が発表された元サイ・ヤング賞投手。
AJやペニー、ゴセージとメジャーでタイトルを獲得した助っ人が来ることは珍しくはないが、バウアーは現役バリバリで2021年も防御率2.59。
なぜ、こんなレベルの選手が日本に?と思われる方もいると考えられるので一応経緯を説明すると
・2021年シーズン途中 DVで告発
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・制限リスト入り
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・2022年開幕前に2シーズンの出場停止処分
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・2023年1月にドジャースから契約解除、2023年の年俸30億円は全額支払い
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・最低年俸でも獲得に名乗り出るメジャー球団なし
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・かねてよりプレーしたがっていたNPB入りを表明、DeNAが年4億円で獲得
という壮絶な騒動があったりした。
1年半のブランクがあるとはいえ、トレーニングは継続して行っており、衰えはなさそう。
2020年ごろから主張していた中3日での登板を日本でチャレンジしたいと表明するなど気合も十分。
怪我さえなければ山本由伸級の成績を残せそうだ。
球種はカットボール、ナックルカーブ、Vスライダー。
バウアーの投げるスライダーはいわゆるスラッターであり、Vスラではないのだが、第2変化の量が第1変化を上回るのは見た目的に気持ち悪いという筆者の独断でVスライダーを採用。
おまけ:バウアーの奇行一覧
バウアーはかなりの変人でも知られ、彼の珍行動を列挙すると
・ポストシーズン直前に趣味のドローンで指を切る。完治しないままマウンドに上がり血を流しながら投球。
・KOされ、ピッチャー交代を宣言されると、ボールをセンターバックスクリーンに怒りの大遠投→球団との関係もプッツン→トレードに
・FAがなかなか決まらずTwitterの名前をカタカナに変え、日本挑戦を表明。これは皮肉なことに現実になってしまった。
・粘着物騒動でコールを名指しで糾弾。多分バウアーも使っていたので、周囲から冷たい目で見られる。
現役バリバリのメジャーリーガー、しかも投手が来るのは今回のバウアーが最初で最後になりそうなので、一度くらいは球場に足を運ぼう!