アレックス・カッブ
TB(2011-2014,2016-2017)-BAL(2018-2020)-LAA(2021)-SF(2022-)
通算成績 202試合 70勝68敗 防御率3.85 967奪三振 fWAR19.2
獲得タイトル:特になし
2022年 28試合 7勝8敗 防御率3.73 151奪三振 fWAR3.7
FIP芸人
MLB長期契約列伝 第11弾
契約チーム BAL、LAA
契約期間 2018年〜2021年
契約総額 4年5700万ドル(1年1425万ドル)
fWAR 4.0*1
契約レビュー 失敗
MLBでは珍しいスプリッターを決め球にする先発右腕。
レイズ時代は防御率2点台を2度記録するなど、先発ローテーションの一角として活躍。
2017年オフにFAになると、先発不足に苦しむオリオールズが4年5700万ドルで獲得。
先発ローテーション2番手クラスの活躍が期待されていたが、この期間は相次ぐ故障に見舞われ、規定到達すら出来なかった。
2020年オフには1000万ドルを負担する形でエンゼルスに厄介払いされてしまった。
皮肉なことにエンゼルス移籍を機に復活を果たし、8勝をマーク。
オリオールズにとっては苦汁を飲まされるような契約になってしまった。
球種はナックルカーブ、SFF。
査定に関して
立ち上がり○
2022年の初回防御率は1.30。
2イニング目も2.00と一巡目には強い。
寸前
逆にイニングを重ねるごとに成績が悪化し、2022年は基本6イニング行くかいかないかで降板している。
ナチュラルシュート
コッブはフォーシームを投げないフルタイムのシンカーボーラー。
Nishiのこぼれ話
2021年、22年と2年続けてFIPは2点台とセイバー的には優秀な投手。
また、メジャーデビュー当初は最速151キロとかなり遅い部類だったが、シーズンを重ねるごとに球速がアップし、35歳になった2022年シーズンには156キロを計測するまでに。
あと、何処かで見た情報なのですが、カッブがスプリットを投げ始めた頃、レイズでは肘への負担を懸念してチームとしてスプリットを禁止する方針を立てており、それに対してカッブは「これはスプリットではない、チェンジアップだ。」と言い張っていたとか。
*1:なお、オリオールズでのWARは1.5