ドリュー・バーヘイゲン
DET(2014-2019)-日本ハム(2020-2021)-STL(2022-2023)-日本ハム(2024-)
通算成績 206試合 18勝12敗 防御率4.98 234奪三振 30ホールド fWARマイナス0.5
獲得タイトル:特になし
2023年 60試合 5勝1敗 防御率3.98 60奪三振 14ホールド fWARマイナス0.2
日本ハムに電撃復帰
日本ハムに電撃復帰することが決まったバリバリのメジャーリーガー。
第一次日本ハム時代には先発ローテーションの一角として防御率3.51とまずまずのピッチング。
2021年オフにカーディナルスと2年550万ドルの契約を結びメジャー復帰を果たした。
カーディナルス時代は1年目こそ防御率6.65と不振に苦しんだが、2023年は新球種スイーパーが冴え渡り、60試合で防御率3点台とプチブレイク。
同年オフに再びFAとなったところ、日本ハムが1年3億5千万円の大型オファーを出し、3シーズンぶりの復帰が決まった。
新庄監督はリリーフではなく先発としての起用をする予定で、メジャーで得た経験をどう還元してくれるのか楽しみだ。
球種はカットボール、スラーブ、SFF。
スイーパーはスラーブで、スプリットチェンジはSFFで代用。
査定に関して
球種構成
日本ハム時代のバーヘイゲンはHスライダー、パワーカーブ、シンキングツーシームという構成だったが、メジャーの2年間で新たに3球種を習得したことで球種構成がだいぶ変わった。
カットボールは被打率.478と全く機能しなかったが、スイーパーは被打率.128、Run Valueプラス9と絶対的な決め球に。高速チェンジアップも投球割合は10%と高くはないが、被打率.125と効果的に決まっていた。
ナチュラルシュート
バーヘイゲンはフォーシームとツーシームを投げ分けており、本来であれば4球種にしたいところだが、成績を考えると3球種が限界。
色々と悩んだ末に妥協策としてナチュラルシュートを搭載。
クイックG&対ランナー
日本ハム時代と変わらずクイックは大の苦手。
ランナーが気になるせいか、1塁にランナーを背負った場面では被打率.533とボコボコに打たれている。
Nishiのひとりごと
バーヘイゲンを筆頭に2024年は日本ハム経由でメジャー復帰を果たしたピッチャーが大ブレイク。
今後は将来的なメジャー契約を狙って日本ハムでプレーすることを選ぶ4Aクラスのピッチャーが増えそうだ。
予想成績:防御率3.50 150イニング
関連選手:2024日本ハム新外国人
パトリック・マーフィー
フランミル・レイエス
アンドリュー・スティーブンソン
おまけ
バーヘイゲン、マーフィー、スティーブンソン、レイエスを入れてオーペナを回してみました。
結果は…
3位と大奮闘(なお、勝率は4割台)
バーヘイゲンは防御率3.28と狙い通りの成績
マーフィーは防御率はイマイチだが、リリーバーとしてフル回転
レイエスは低打率も30本塁打とパワーを発揮
スティーブンソンは…
枠の関係で1軍に上がれなかったようだ。