ロバート・スティーブンソン
CIN(2016-2020)-COL(2021-2022)-PIT(2022-2023)-TB(2023)-LAA(2024-)
通算成績 271試合 17勝20敗 防御率4.64 406奪三振 3セーブ 39ホールド fWAR2.2
獲得タイトル:特になし
2023年 60試合 3勝4敗 防御率3.10 77奪三振 1セーブ 15ホールド fWAR0.9
レイズ移籍後に才能を開花させた奪三振マシーン
2023年オフにエンゼルスと3年3300万ドルとリリーフとしては破格の契約を結んだ救援右腕。
2023年の防御率は3.10、通算で4.64のリリーフピッチャーに大金を積んだ背景は、レイズ移籍後に大化けしたことにある。
スティーブンソンのレイズ移籍後の成績は防御率2.35、38イニングで60奪三振(奪三振率は14.09)、WHIP0.68と同じくFA市場の目玉であったジョシュ・ヘイダーに匹敵する数字を叩き出したのだ。
覚醒の要因はカットボール主軸のピッチングに切り替えたことにあり、Run Valueはプラス12、被打率.101と非常に効果的に決まっていたことが数字からも読み取れる。
球種はカットボール、Vスライダー、スプリット。
スライダーは縦に曲がるタイプだったのでVスライダーを採用しています。
査定に関して
ノビF
フォーシームは最速160キロ、平均156キロとスピードは十分だが、被打率.300、Run Valueはマイナス4と評価は低い。
Nishiのひとりごと
エンゼルスはループ、エステベスと毎年のようにその年活躍したリリーバーを高値で獲得しているが、エンゼルスに加入するととたんに魔法が解けてしまうことで知られており、スティーブンソンもそれに続いてしまう可能性は高そうだ。