徐在應
NYM(2002-2005)-LAD(2006)-TB(2006-2097)-起亜タイガース(2008-2015)
通算成績 118試合 28勝40敗 防御率4.60 340奪三振 1ホールド fWAR5.2
獲得タイトル:特になし
2003年 32試合 9勝12敗 防御率3.82 110奪三振 fWAR3.2
WBCでは大暴れ
2003年に韓国出身選手としては史上2人目となる規定投球回*1を達成した技巧派右腕。
朴賛浩と同じくKBOを経由せずマイナーからメジャーに挑戦。アマチュア時代は150キロを超える速球が武器の本格派だったが、メッツ傘下時代にトミー・ジョン手術を受け、チェンジアップを軸に躱すピッチングを心がける技巧派に転身。
メジャー2年目となる2003年は12敗と勝ち星には恵まれなかったが、ステロイド全盛時代にも関わらず防御率は3点台と好投。
ちなみに当時のメッツはエクスポス*2と最下位争いを繰り広げた弱小チーム。2003年はチーム最多本塁打がフロイドの18本と打線の援護が全く期待できない状況で、チームが違えば勝ち負けの数字が逆転していた可能性は高かった。
第1回WBCでは韓国代表のエースとして出場。日韓戦ではマウンドに韓国国旗を突き刺し、イチローを含めた多く日本人選手ならびにファンに激怒された。
2008年以降は母国韓国でプレー。2012年には防御率2.59を記録するなどメジャーリーガーとしての意地を見せた。
球種はスライダー、ドロップカーブ、チェンジアップ。
YouTubeでハイライトを見まくったが、チェンジアップの落差はなかなかのもの。
査定に関して
負け運
徐在応はMLB、KBOのべ14年のキャリアを通じて二桁勝利はゼロ回。
たぶんそういう運命。
Nishiのひとりごと
作成前は「マウンドに韓国国旗を立てた人ね〜」程度の認識でしたが、思った以上にMLBで実績を残していて驚きました。
関連選手:先発として活躍した韓国出身選手
朴賛浩
柳賢振
金廣鉉