ジャスティン・バーランダー
DET(2005-2017)-HOU(2017-2020、2022)-NYM(2023)-HOU(2023-)
通算成績 509登板 257勝141敗 防御率3.24 3342奪三振 fWAR81.3
獲得タイトル:MVP1回、サイ・ヤング賞3回、最多勝利4回、最優秀防御率2回、最多奪三振5回、新人王、カムバック賞1回
2011年 34登板 24勝5敗 防御率2.40 250奪三振 fWAR6.5
MLBを代表するパワーピッチャー
2000年代後半から第一線で活躍し続けているMLBを代表するパワーピッチャー。
通算勝利数は現役最多の257勝、3342奪三振もシャーザーに次ぐ2位*1と輝かしい成績を残しており、将来の殿堂入りは間違いなし!
バーランダーは3度の全盛期*2を送った衰え知らずのピッチャーであり、今回は1回目の全盛期である2011年バージョンを作成。
2011年は最速165キロの豪速球を武器に打者をねじ伏せ、投手三冠を達成。オフにはサイ・ヤング賞に加え、投手としては19年ぶりとなるMVPを獲得している。
この頃のバーランダーは9回になっても160キロを連発するなど無尽蔵のスタミナを兼ね備え、これぞメジャーって感じのパワーピッチングを見せつけていた。
2024年には41歳を迎えるが、球速は未だに150キロ後半をコンスタントに計測。歳を重ねたことでコントロールにも磨きがかかり、このまま故障なく過ごせればランディ・ジョンソン以来の300勝や4000奪三振の大台にも届きそうだ。
球種はスライダー、ドロップカーブ、チェンジアップ。
バーランダーといえばここ数年のピッチングからスライダーピッチャーのイメージが強いが2011年はカーブが決め球。被打率も.132と非常に優秀な数字を残している。
個人的には変化球が猪狩くんと同じくスライダー方向、カーブ方向、フォーク方向の3つというのが"エース"って感じで気に入っています。
Nishiのひとりごと
筆者がMLBに本格的に関心を持ち始めた2014年のデトロイト・タイガースの先発ローテーションはバーランダー、マックス・シャーザー、デビッド・プライス、リック・ポーセロと新旧サイ・ヤング賞投手がズラリと並ぶ豪華な布陣。
このメンバーの中で一番年上のバーランダーだけがMLBで一線級の活躍をし続けている*3という事実に驚きを隠せませんね。
関連選手:タイガース サイ・ヤング賞先発カルテット
マックス・シャーザー
デビッド・プライス
リック・ポーセロ