ゲリット・コール
PIT(2013-2017)-HOU(2018-2019)-NYY(2020-)
通算成績 300試合 145勝75敗 防御率3.17 2152奪三振 fWAR43.9
獲得タイトル:サイ・ヤング賞1回(予定)、最多勝利1回、最優秀防御率2回、最多奪三振1回
2015年 32試合 19勝8敗 防御率2.60 202奪三振 fWAR5.1
現役最強投手
シャーザー、カーショウ、バーランダーに衰えの兆しが見えたいま、現役ナンバーワン投手の名声を欲しいがままにしているのが今回作成したコールだ。
2011年にドラフト全体1位でパイレーツに指名されると、当時歴代1位となる契約金800万ドルを手にし、話題になった。
大学野球最強投手という評判通りのピッチングをルーキーイヤーから見せつけ、2015年にはリーグ5位の防御率2.60を記録し、パイレーツのエースの座に上り詰めた。
同年オフにはサイ・ヤング賞投票で4位に選ばれている。
現在は高めのフォーシームでガンガン三振を奪う強気なパワーピッチングが持ち味だが、当時はチームの方針でシンカーを低めに集めてゴロアウトを狙うピッチングが中心。
2016年以降、急激に普及したフライボールレボリューションとは相性が悪く、2016年からの2年間は防御率3.88、4.26と低迷。
その後、アストロズに移籍してからシンカーを封印し、いまのコールのピッチングスタイルに進化。ヤンキース移籍後の2023年にはサイ・ヤング賞のタイトルを手にしている。
球種はツーシーム、スライダー、ナックルカーブ、チェンジアップ。
査定に関して
逃げ球
アストロズ移籍以降は被本塁打率が1を超えることも珍しくはなかったが、同年は被本塁打率0.47と優秀な数字を記録。
球速安定
シンカー中心でありながら速球の平均は155キロと先発投手としてはリーグ屈指のスピードを誇った。
短気
プライドがばちくそ高く、しょっちゅうチームメイトやメディアと口論になる。
ヤンキース時代は粘着物質問題をめぐってガードナーやドナルドソンとギスギスしていた。
Nishiのこぼれ話
バウアーとは学生時代から犬猿の仲。現在バウアー自身は不仲説を否定しているが、スパイダータッグ騒動などコールとは現役時代も遺恨を残し、コール自身はどう思っているのかは不明。
ただこうした人間関係を踏まえるとまずバウアーのヤンキース入りはないと断言できる。
関連選手:フォーシームの鬼と化したゲリット・コール
・アストロズ時代
・ヤンキース時代
:犬猿の仲
・トレバー・バウアー
・ブレット・ガードナー
・ジョシュ・ドナルドソン