J.D.ドリュー
STL(1998-2003)-ATL(2004)-LAD(2005-2006)-BOS(2007-2011)
通算成績 1566試合 .278 1437安打 242本塁打 795打点 87盗塁 fWAR46.0
獲得タイトル:特になし
2001年 109試合 .323 121安打 27本塁打 73打点 13盗塁 fWAR5.6
やたらとヘイトが多い6ツール揃った外野手
97年にドラフト全体2番目でフィリーズに指名されるも、代理人のボラスが1100万ドルと破格の契約金をふっかけ事実上の入団拒否。
米独立リーグを経て、翌年カーディナルスにドラフト全体5番目で指名。紆余曲折あってメジャー入りを果たしたものの、入団経緯も相まってフィリーズファンからは強烈なヘイトを買い、デビュー戦ではファンが乾電池をぶん投げ球場は騒然。
6ツール*1揃った外野手として毎年20本塁打、2割後半のアベレージをコンスタントに残し、堅実な外野守備の評価も高かったが…。
一部メディアからは「やる気が感じられない」と書かれるほどのポーカーフェイスぶりと金の亡者のイメージが拭えず、成績の割に人気は高くなかったようだ。
弟のティム・ドリューとスティーブン・ドリューもドラフトで指名され、モリーナと同じく三兄弟揃ってのメジャーデビューを実現。
ティムはメジャーで結果を残せず5シーズンで表舞台から去ったが、スティーブンは打てるショートとしてメジャーに定着した。
査定に関して
ケガしにくさF
キャリアを通して故障が多く、毎年どこかしらを痛めて2、30試合を欠場。レッドソックスの契約に際しては「右肩の古傷の再発で1ヶ月以上故障者リストに入った場合、3年で契約破棄する」という条項が加えられたとか。
関連選手:弟
スティーブン・ドリュー
*1:5ツール+選球眼