ブライアン・ジャイルズ
CLE(1995-1998)-PIT(1999-2003)-SD(2003-2009)
通算成績 1847試合 .291 1897安打 287本塁打 1078打点 109盗塁 fWAR54.8
獲得タイトル:特になし
2002年 153試合 .298 148安打 38本塁打 103打点 15盗塁 fWAR6.9
選球眼の鬼
パイレーツ、パドレスとBクラス常連のチームを渡り歩いてきたため、日本での知名度は低いがその実力は随一。
全盛期はパイレーツ時代。1999年から2002年まで4シーズン連続で35本塁打以上を記録し、その間で規定3割も3回クリア。
球界屈指の選球眼も兼ね備え、2002年には135四球を選び、出塁率はボンズに次ぐ.450。
アダム・ダンを筆頭に四球の多い長距離砲は、三振も多くなる傾向にあるが、ジャイルズは別。キャリア通算で1183四球を選びながら、三振は835と最近では滅多にお目にかかれない四球>三振を達成している。
パドレス移籍以降は、ホームランが出にくい球場の特性に合わせ、ツーベース狙いのバッティングにスイッチ。本塁打は15本前後に減らしてしまったが、3割近いアベレージを毎年のように残した。
査定に関して
威圧感
2002年はチームトップの24敬遠と勝負を避けられがち。
おまけ:パドレス時代(2005年)のジャイルズ
2005年 158試合 .301 164安打 15本塁打 83打点 13盗塁 fWAR5.9