ザック・コザート
CIN(2011-2017)-LAA(2018-2019)
通算成績 839試合 .247 764安打 87本塁打 305打点 21盗塁 fWAR10.3
獲得タイトル:特になし
2017年 122試合 .297 130安打 24本塁打 63打点 3盗塁 fWAR4.2
レンドーンを呼びし者
通算DRSプラス47と安定した守備力を誇るレッズのショート。
2016年までは毎年、打率.250・15本塁打前後とバッティング面は並レベルだったが、2017年に突如パワー開眼。
キャリアハイとなる24本塁打を放ち、オールスターにも選出された。
オフにはショートの目玉としてFA史上に踊り出るも、どういう訳か絶対的ショートシモンズを擁するエンゼルスが3年総額3800万ドルで獲得。
エンゼルスとしてはサードにコンバートすることで守備負担が減った分、打力がアップすることに期待していたようだが、蓋を開けてみると故障のオンパレードで出場できたのはわずか2年で96試合。
コザートの不調もあって空席になったサードのポジションを埋めるべく、エンゼルスが獲得したのがかの不良債権のレンドーン。ある意味でエンゼルスにレンドーンを呼び寄せたのはコザートであると言っても過言ではない。
査定に関して
粘り打ち
フルカウントの場面での打率は.353、OPSは1.215。
内野安打◯
スプリントスピードは平均以下だが、2007年は内野安打を15回記録。
対ストレート◯
速球に非常に強く、2017年の対フォーシームのRun Valueはプラス18。
24本塁打中20本が速球を捉えたものであり、速球系に対する打率も.328と優秀だった。