マーカス・セミエン
CWS(2013-2014)-OAK(2015-2020)-TOR(2021)-TEX(2022-)
通算成績 1343試合 .258 1351安打 215本塁打 665打点 120盗塁 fWAR31.9
獲得タイトル:シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞1回
2021年 162試合 .265 173安打 45本塁打 102打点 15盗塁 fWAR6.0
現役No.1セカンド
2021年に二塁手としては歴代1位のシーズン45本塁打を記録した強打のセカンド。
アスレティックス時代はショートとしてプレー。2019年にはfWAR6.5/rWAR8.5を記録し、MVP争いではベッツ、トラウトに次ぐ3位にランクイン。
本人もやる気十分で臨んだFAイヤーの2020年は打率.223に陥り、 当初期待されていた長期契約が絶望的に。
結局、ブルージェイズと1800万ドルの単年契約を結ぶことになった。
新天地ブルージェイズのショートにはボー・ビシェットが在籍しており、2021年からセカンドにコンバート。
このコンバートが功を奏し、セミエンはパワーヒッターに変貌。最終的にリーグ4位の45本塁打を放ち、シルバースラッガー賞のタイトルに輝いた。
なれないはずのセカンド守備も華麗にこなし、DRSプラス11と守備指標も上位レベル。コンバート1年目にしてゴールドグラブ賞にも選ばれている。
オフには目論見通りレンジャーズと7年総額1億7500万ドルの大型契約を締結。
レンジャーズは同年にコーリー・シーガーとも10年総額3億2500万ドルの超大型契約を結んでおり、あまりの強気な補強にMLBファンをどよめかせた。
レンジャーズ時代は不動のリードオフマンとしてプレー。
2023年にはシーガーとの二遊間コンビでチームを初の世界一に導いた。
査定に関して
フル出場
セミエンは2019年、21年、23年にMLBでも珍しい全試合出場を果たしており、22年も欠場はわずか1試合のみ。
プルヒッター
セミエンは極端なプルヒッティングが特徴で本塁打はレフト方向に集中。
インコースヒッター
得意コースはインロー。(外角に逃げる変化球への対応はイマイチ)
サヨナラ男
2021年は2度もサヨナラ本塁打を放つなど、ここぞの場面に強かった。