城島健司
ダイエー(1995-2005)-SEA(2006-2009)-阪神(2010-2012)
MLB通算成績 462試合 .268 431安打 48本塁打 198打点 7盗塁 fWAR3.4
獲得タイトル:特に無し
2006年 144試合 .291 147安打 18本塁打 76打点 3盗塁 fWAR2.8
ジョージ・マッケンジー
最近は佐世保の釣り人として知られている元メジャーリーガー。
ホークス時代は球界屈指の強肩強打のキャッチャーとして大活躍。
2005年オフにMLB挑戦を表明し、マリナーズに3年1650万ドルで加入。
マリナーズ1年目は言語の壁を乗り越え、正捕手の座に定着。バッティングでも打率.291、当時のマリナーズの捕手としては歴代最多となるシーズン18本塁打とNPB時代よりは成績を落としたもののメジャーでも十分通用することを証明した。
守備面では自慢のバズーカアームが炸裂し、盗塁阻止率はリーグトップの.465を記録。一方で、リードやフレーミングには課題があり、フレーミングの指標測定が始まった2008年にはマイナス16、続く2009年もマイナス15.6と厳しい数字が並んでいる。
また、当時のエース フェリックス・ヘルナンデスとは相性が悪く、2008年こそはバッテリーを組んでいたが翌年以降はヘルナンデスが投げる日はスタメンマスクを外れるようになってしまった。
2006年、07年の数字を見るにバッティングはメジャーレベルであったが、いかんせんキャッチャーとして求められる役割が日本とあまりにも違ったこともあり、2009年オフに契約を2年残してNPB復帰を決断。
現在に至るまでMLBでスタメンマスクをはれる日本人キャッチャーは出てきておらず、おそらく城島が最初で最後のMLBで活躍した日本人捕手という位置づけになりそう。
査定に関して
キャッチャーE
ヘルナンデスにバッテリーを組むことを拒否されるなど、キャッチャーとしての信頼度は低かった模様。
ホーム死守
城島がメジャーでプレーしていた頃は当然バスター・ポージールール*1が制定されておらず、本塁で過激なタックルを受けることもしばしば。
*1:別名コリジョンルール