アダム・ダン
CIN(2001-2008)–ARI(2008)–WSH(2009-2010)–CWS(2011-2014)–OAK(2014)
通算成績 2001試合 .237 1631安打 462本塁打 1168打点 63盗塁 2379三振 fWAR25.6
獲得タイトル:特になし
2004年 161試合 .266 151安打 46本塁打 102打点 6盗塁 195三振 fWAR5.3
アダム・ダン率の生みの親
愛すべきネタ指標“アダム・ダン率”の由来になったスラッガー。
ウィキペディアで三振と検索すると、豪快な空振りをするアダム・ダンの画像が表示されるなど、三振とはきっても切れない選手で、キャリアを通して喫した三振は、MLB歴代3位の2379。
2004年には当時のMLB最多記録であるシーズン194三振を記録。
2012年にはマーク・レイノルズが樹立したシーズン223三振にあと1三振のところまで迫るも、ギーエン監督の温情で残り試合を欠場。記録更新とはならなかったが、三振王としての貫禄を見せつけた。
アダム・ダンは三振か四球か本塁打かという極端なスタイルでも知られ、「アダム・ダン率」*1というネタ指標まで生まれる始末。
アダム・ダン本人のアダム・ダン率は49.9%と非常に高く、インプレーになる割合は2打席に1回というありさまであった。
アダム・ダンはある意味で現在の三振か本塁打かという野球トレンドのさきがけといっていい選手であり、引退後もジョーイ・ギャロやシュワーバーらアダム・ダンを彷彿とされる極端なプレースタイルを貫く選手があとを絶たない。
査定に関して
守備F
守備はド下手。2004年はDRSマイナス4とまだ許容範囲だったが、その後は劣化に拍車がかかり、通算のDRSはマイナス102ととんでもない数字をたたき出している。
扇風機
そら(シーズン記録を樹立したんだから、つけるに決まっている)そうよ
Nishiのこぼれ話
マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの好演で話題になった映画「ダラス・バイヤーズクラブ」ではバーテンダー役でカメオ出演を果たしている。
こちらの映画は現在U-nextで配信されているそうなのでみんなも隠れアダム・ダンを発見しよう!笑
関連選手:Dの意思を継ぐもの
カイル・シュワーバー
ジョーイ・ギャロ
*1:本塁打+四球+三振/打席