ジェイソン・ケンドール
PIT(1996-2004)-OAK(2005-2007)-CHC(2008-2009)-KC(2010)
通算成績 2085試合 .288 2195安打 75本塁打 744打点 189盗塁 fWAR36.5
獲得タイトル:特になし
2000年 152試合 .320 185安打 14本塁打 58打点 22盗塁 fWAR4.8
鉄人
1996年から2004年までの9シーズンにかけてパイレーツのスタメンマスクを被り続けた巧打のキャッチャー。
通算189盗塁という数字が示すようにキャッチャーにしては珍しく俊足で、1998年から3シーズン連続で20盗塁超えを達成。
身体能力は相当高かったようで、一時はキャッチャー兼外野手というプランが出るほど*1。
ホームベースにかぶさるような極端な前傾姿勢のバッティングフォームのためデッドボールが異常に多く、キャリア通算で254死球を記録。
1998年にはリーグ最多となる31死球を受けてしまっている。
これだけデッドボールが多いとどこかしらを骨折していてもおかしくはないのだが、キャリア唯一の故障はベースランニングの際に右足首を骨折したことだけ。負担が多いポジションにも関わらず、毎年のように140試合強に出場するなど耐久性はズバ抜けていた。
査定に関して
走塁B
今回作成した2000年はスリーベースヒットを6本記録。
アベレージヒッター
ケンドールはアベレージを残せるキャッチャーとしても知られ、キャリアを通して規定3割を4回達成。1999年もケガさえなければ間違いなく首位打者争いに加わっていた*2はず。
チャンスメーカー
ケンドールは高い出塁能力を買われてキャッチャーとしては異例の1番打者として起用されることも度々。2000年は17回1番打者として起用され、打率.385とリードオフマンとしての期待に十分に応えている。