カルロス・ベルトラン
KC(1998-2004)-HOU(2004)-NYM(2005-2011)-SF(2011)-STL(2012-2013)-NYY(2014-2016)-TEX(2016)-HOU(2017)
通算成績 2586試合 .279 2725安打 435本塁打 1587打点 312盗塁 fWAR67.4
獲得タイトル:新人王、シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞3回、ロベルト・クレメンテ賞1回
2003年 141試合 .307 160安打 26本塁打 100打点 41盗塁 fWAR6.9
5ツールそろったスイッチヒッター
2000年代を代表する走攻守すべてを兼ね備えた5ツールプレイヤー。
メッツ時代からのベルトランは大砲のイメージが強いが、今回作成したロイヤルズ時代は球界屈指のスピードスターとして知られ、2001年から4シーズン連続で30盗塁以上を決めている。
特に2001年は32回盗塁を試み、失敗はわずか1。盗塁成功率は驚異の97%を記録している。
ベルトランの大活躍虚しく、ロイヤルズは地区最下位に沈んでおり、2004年シーズン途中にアストロズにトレード。
アストロズ時代はバグウェル、バークマン、ビジオ、ベルトランのいわゆる「キラー・ビーズ*1」として打線を牽引し、ポストシーズンでは12試合で8本塁打と大暴れした。
後のアストロズサイン盗み騒動の首謀者として晩節を汚してしまった感は否めないが、通算のrWARは70オーバーと選手としての実力はホンモノ。2025年〜27年までには間違いなく殿堂入りを果たすだろう。
査定に関して
盗塁B
2003年は44回盗塁を試み、失敗はわずか4。盗塁成功率も91%と赤星解説員もニッコリな数字を残した。
固め打ち
猛打賞を19回も記録。
初球◯
初球打率は.452と甘いボールが来たら絶対に逃さない。
ハイボールヒッター
ベルトランの代名詞。ハイライトを見ていると高めのボールをよくスタンドに運んでいた。FanGraphs でのゾーン成績は2007年からしか見れないが、毎年高めは真っ赤に染まっている。
Nishiのひとりごと
アストロズサイン盗み問題で内定していたメッツの監督の座を降ろされてから、監督就任のオファーはなし。
レッドソックスサイン盗み問題で取り沙汰されたアレックス・コーラ監督や元アストロズ監督のAJ・ヒンチ監督は現在も監督して活躍しているだけにベルトランにもセカンドチャンスが与えられても良いのではないでしょうか。
関連選手
メッツ時代のベルトラン
*1:全員の名前の頭文字がBだったことにちなんで