ライアン・ジマーマン
WSH(2005-2021)
通算成績 1799試合 .277 1846安打 284本塁打 1061打点 43盗塁 fWAR39.5
獲得タイトル:シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞1回
2017年 144試合 .303 159安打 36本塁打 108打点 1盗塁 fWAR3.5
ミスターナショナルズ
モントリオールからワシントンに移転直後のナショナルズ黎明期から2019年のワールドシリーズ制覇までチームのコアメンバーとして一線級の活躍を続けてきた“ナショナルズの生き字引”。
実質メジャー1年目の2006年から不動のサードとしてプレー。毎年2割後半・25本塁打以上を期待できる確実性の高いバッティングに加え、守備も2009年にDRSプラス22をマークするなど名手の域。一時は殿堂入りした名サードブルック・ロビンソンの再来とまで言われるほどだった。
2013年ごろから悪送球が目立つようになり、アンソニー・レンドーンの台頭もあり、2015年からファーストへコンバート。
守備負担が減ったことでバッティングに磨きがかかり、2017年にはキャリアハイとなる36本塁打を記録。同年はキャリア初となる3割・30本塁打・100打点の大台にも乗っている。
ナショナルズがワールドシリーズを制覇した2019年はシーズンのバッティングこそはイマイチだったものの、ポストシーズンでは2本塁打と大活躍。特にワールドシリーズ初戦ではアストロズのエースゲリット・コールから値千金のホームランを放ち、チームを勢いづかせた。
2021年をもって現役を退いており、背番号11はナショナルズとしては記念すべき永久欠番第1号に指定されることになった。
査定に関して
広角打法
画像のように広角打ちが得意。
ハイボールヒッター
ボールゾーンと言われてもおかしくない外角高めの速球に異常に強く、シーズンでも6本塁打を記録している。
マルチ弾
2017年は7回もマルチ本塁打を記録。
送球F
コンバート前の2013年にはサードで141試合プレーし、送球エラーを15回も記録。
看過できないレベルの悪送球をかますこともあり、イップスではないかと噂されていた。
Nishiのひとりごと
筆者がメジャーを見始めた2014年ごろのナショナルズには“ライアン”と“ジョーダン”の2人のジマーマンが在籍。
ハイライトなどを見ていた時は「兄弟でエースと4番、しかも同じチームなんて凄い!」と勝手に思い込んでいたが、調べたところ血縁関係すらなかったことを知りビックリしたのは今となっては良い思い出。
関連選手
ジョーダンの方のジマーマン(パワプロ2020Ver)