ウィルソン・ラモス
MIN(2010)-WSH(2010-2016)-TB(2017-2018)-PHI(2018)-NYM(2019-2020)-DET(2021)-CLE(2021)
通算成績 990試合 .271 946安打 136本塁打 534打点 1盗塁 fWAR16.3
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回
2016年 131試合 .307 148安打 22本塁打 80打点 fWAR4.1
エル・ヘレラル
強肩強打が武器のナショナルズの元正捕手。
広角に打球を飛ばせるバットコントロールには定評があり、2016年には打率.307、22本塁打、80打点という好成績でシルバースラッガー賞にも輝いている。
守備でも自慢の強肩でランナーを刺し、2015年には盗塁阻止率.444をマークしている。
メジャーに定着したばかりの2011年オフに身代金目当てで地元べネズエラの実家から拉致され、警察との銃撃戦を経て無傷で生還。
2015年にはこの壮絶な出来事を経験しながらメジャーで一線級の活躍を見せたことを踏まえて、トニー・コニグリアロ賞*1を受賞している。
ナバーロやチャカDことネルソンら中南米の助っ人が自衛のためにオフは銃を持ち歩いていることは有名だが、ウィルソンの事件を考えると彼らの考えはあながち間違えっていないのかもしれない。
査定に関して
広角打法
2016年の本塁打の内訳はレフト方向4本、センター方向12本、ライト方向6本と逆方向にも強い打球を飛ばせるのがラモスの持ち味。
ハイボールヒッター
得意コースはアウトハイ。
*1:難病や逆境を克服した選手に贈られる賞。顔面死球で左目の視力をほぼ失うも、メジャーに復帰したコニグロリア選手にちなむ