カルロス・デルガド
TOR(1993-2004)-FLA(2005)-NYM(2006-2009)
通算成績 2035試合 .280 2038安打 473本塁打 1512打点 14盗塁 fWAR44.1
獲得タイトル:打点王1回、シルバースラッガー賞2回、ハンク・アーロン賞1回
2005年 144試合 .301 157安打 33本塁打 115打点 fWAR3.3
2000年代前半を代表する強打の一塁手
1997年から2006年まで10シーズン連続で30本塁打以上を放ったスラッガー。
全盛期バッティングは球界屈指だったが、ステロイド全盛時代ということもあり、主要タイトルは2003年の打点王のみ。キャリアハイとなる2000年には打率.344・41本塁打・137打点と三冠王に輝いてもおかしくはない圧倒的な打撃成績を残しながらもいずれの部門でもトップにはなれなかった。
2005年には当時の球団史上最高額の4年5200万ドルでマーリンズに移籍。
移籍1年目は3割・30本塁打・100打点をクリアと、大型契約の期待に見合う大活躍を見せたが、オフのファイヤーセールでメッツへトレード。
デルガドのトレードはあの悪名高いローリアオーナーが主導しており、同年オフはデルガド、ベケット、ピエール、カスティーヨ、ローウェル、ロデューカとチームのコアメンバー6人が飛ばされている。
マーリンズではその後もファイヤトレードが風物詩になっており、その悪習のためマーリンズでキャリアを全うしたスター選手は誰ひとりとしていない。