ハンリー・ラミレス
BOS(2005)-FLA(2006-2012)-LAD(2012-2014)-BOS(2015-2018)-CLE(2019)
通算成績 1668試合 .289 1834安打 271本塁打 917打点 281盗塁 fWAR41.8
獲得タイトル:首位打者1回、シルバースラッガー賞2回、新人王1回
2008年 153試合 .301 177安打 33本塁打 67打点 35盗塁 fWAR7.4
エル・ニーニョ
パワーとスピードを兼ね備えた2000年代後半を代表する攻撃型ショート。
悪名高い2005年のファイヤートレードでベケットと引き換えにマーリンズに加入すると、ルーキーにしていきなり51盗塁を決め、レギュラーに定着。
2008年には打率.301・33本塁打・35盗塁と日本でいうトリプルスリーを達成するなどショートとしてはトップクラスの攻撃力を有し、2009年には打率.342で首位打者のタイトルを獲得。
ここまでは順風満帆なキャリアを送っていたが、2010年以降は緩慢守備や監督非難など問題児ぶりが目につくようになり、バッティングも下降線の一途を辿った。
2014年には古巣レッドソックスに4年8800万ドルで加入。レッドソックス時代は守備負担を軽減するためにレフトやファーストへコンバートされるも、30本塁打を放った2016年を除けばOPSは7割台とイマイチで、契約4年目途中でリリースされてしまった。