ボブ・フェラー
CLE(1936-1941,1945-1956)
通算成績 570登板 266勝162敗 防御率3.25 2581奪三振 21セーブ fWAR61.4
獲得タイトル:最多勝利6回、最優秀防御率1回、最多奪三振7回
1946年 48登板 26勝15敗 防御率2.18 348奪三振 4セーブ fWAR9.6
火の球ストレート
「MLBで歴代最強のピッチャーは誰?」という話題になった時に必ず名前が出てくるほどの実力を誇った本格派投手。
フェラーの直球は当時の本格派投手とはステージが1段階上と言われるほど速く、1946年に当時の最新鋭の技術で測定したところ107マイル(172キロ)を叩き出している。
もっともこの数字は当時のスピードガンでの話であり、現在では100マイル前後ではないかと言われている*1。
フェラーは全盛期の1942年からの4年間を兵役を挟んでおり、もし入隊しなければ優に300勝を超えていたはずだが、本人は「野球はただのゲームに過ぎない」と微塵も後悔していない模様。
引退から5年後の1962年には有資格1年目で殿堂入りを果たし、背番号19はインディアンズ(現在のガーディアンズ)の永久欠番に指定されている。
球種はスライダー、カーブ。
1941年までは速球とカーブのツーピッチだったが、兵役中にスライダーを習得。
査定に関して
164キロ
フェラーを査定するにあたって最も頭を悩ませたのが球速。172キロというのは誤計測というのが定説だが、間違いなく160キロは前半は出ていたと言われ、今回はその前半の上限値である164キロを採用した。また、フェラーがインタビューで最速170キロ投手と噂されるサチェル・ペイジの速球と自分の速球を比べると、「オレの速球はペイジのチェンジアップ」と答えており、160キロ後半は出ていないと考えられる。
怪童
火の玉ストレート要素
奪三振
1946年は当時のMLB最多記録となるシーズン348奪三振を記録。
ナチュラルシュート
今回の最大のこだわりポイント。海外のサイトでフェラーの直球はぐにゃぐにゃ動くという記載を見つけ、実際の動画も若干シュート回転しているように見えた*2のでナチュラルシュートを採用。
荒れ球・四球
足を大きく上げるフォームの影響か、コントロールは皆無。1946年も371イニングを投げ153四球を記録。当然これはリーグ最多の数字である。
Nishiのひとりごと
登録名が諸般の事情で???になっています笑。気になる方はダウンロード後に訂正してクレメンス。