クリスチャン・イエリッチ
MIA(2013-2017)-MIL(2018-)
通算成績 1393試合 .286 1505安打 193本塁打 706打点 184盗塁 fWAR40.0
獲得タイトル:MVP1回、首位打者2回、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞1回、ハンク・アーロン賞2回
2019年 130試合 .329 161安打 44本塁打 97打点 30盗塁 fWAR6.5
家富豪
母方の祖父は日本人の日系3世メジャーリーガー。
マーリンズ時代は堅守巧打のレフトというイメージだったが、2018年のファイヤーセールでブルワーズに移籍すると球界屈指のスラッガーに大覚醒。
2018年はリーグトップの打率.326・fWAR7.7、リーグ2位の36本塁打と圧巻の成績でMVPのタイトルを獲得。
続く2019年は打球角度の修正に成功し、リーグ4位の44本塁打を記録。2年連続の首位打者に加え、盗塁数もキャリアハイの30を記録し、NPBでいうトリプルスリーを達成した。
2020年開幕前には、9年総額2億1500万ドルで契約延長を結び、ブルワーズの中心選手として変わらぬ活躍が期待されたが…。2020年から3シーズン連続で打率.252未満と深刻な打撃不振に陥りまさかの不良債権に。
それでも2023年には打率.278・19本塁打・28盗塁と復活の兆しを見せ、2024年は7月21日時点でリーグトップの打率.320とほぼ完全復活といっていいバッティングを披露している。
現在、ナ・リーグの首位打者争いはイエリッチ、大谷、アラエスの三つ巴であり、今後もイエリッチのバッティングには注目だ。
査定に関して
盗塁B
2019年の盗塁成功率は94%
アベレージヒッター
2年連続の首位打者という偉業を讃えて。
チャンスメーカー
リードオフの場面では打率.449・14本塁打・OPS1.444と圧倒的な強さを誇った。
ハイボールヒッター
画像のようにゾーン外の高めに強い。イエリッチが覚醒した2018年はフライボールレボリューションに対抗して、高めのファストボールを投げるピッチャーが増えており、高めを得意としたイエリッチにとっては追い風になった模様。
サヨナラ男
2019年4月1日のカージナルス戦で抑えの100マイルシンカーボーラー、ヒックスからサヨナラ2点タイムリー。
イニング別打率でも9回は.543とここぞの場面に強い。