NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2024 リッキー・ヘンダーソン 1990年

リッキー・ヘンダーソン

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OAK(1979-1984)-NYY(1985-1989)-OAK(1989-1993)-TOR(1993)-OAK(1994-1995)-SD(1996-1997)-ANA(1997)-OAK(1998)-NYM(1999-2000)-SEA(2000)-SD(2001)-BOS(2002)-LAD(2003)

 

通算成績 3081試合 .279 3055安打 297本塁打 1115打点 1406盗塁 fWAR106.3

獲得タイトル:MVP1回、盗塁王12回、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞1回

 

1990年 136試合 .325 159安打 28本塁打 61打点 65盗塁 fWAR10.2

 

Man of Steal

MLB歴代最多の通算1406盗塁を記録した「世界の盗塁王」。

 

ヘンダーソンは1982年にシーズン歴代最多となる130盗塁、同じく最多となる盗塁王12回など盗塁に関する記録にフォーカスを当てられることが多いが、実はバッターとしての性能もピカイチ。

 

セイバーメトリクスの生みの親ビル・ジェームズ氏が「リッキー・ヘンダーソンは盗塁の記録を抜いても殿堂入りできた*1」と話すように、打者としては歴代26位の通算3055安打、本塁打も297本とアベレージとパワーを両立させている。

 

さらに、特筆すべき点は出塁能力の高さ。ヘンダーソンは通算で2190四球を選んでおり、通算出塁率は.401。日本盗塁王こと福本氏が「盗塁の秘訣はまず塁に出ること」と話していたのと同じようにヘンダーソンがこれだけの盗塁が出来たのはひとえに出塁しまくったからである。

 

背番号24はアスレティックスの永久欠番になっているように、ヘンダーソン=アスレティックスのイメージが強いが、実はかなりのジャーニーマン。

 

ヘンダーソンはキャリアを通して9球団でプレーしており、1996年以降は毎年のように移籍を繰り返していた。

 

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査定に関して

守備C

ヘンダーソンはあまり守備が上手くないというイメージがついているが、古の守備指標トータルゾーンの数字は悪くはない。1989年には25、翌90年も16と俊足を活かした広い守備範囲を誇っていたことがうかがえる。

 

電光石火

MLB通算1406盗塁の偉業を讃えて。ちなみに今回作成した1990年も盗塁成功率は87%と優秀だった。

 

切り込み隊長

ヘンダーソンはMLBで歴代1位の先頭打者本塁打を81本放っている。今回作成した1990年も5本の初回先頭打者本塁打を放っている。

 

選球眼

個人的にヘンダーソンの最大の武器は選球眼と考えている。1990年は97四球を選び、出塁率.439はリーグでトップの数字だった。

 

Nishiのこぼれ話

ヘンダーソンはMLBでも非常に珍しい左投げ右打ちのバッター。

 

現役選手で左投げ右打ちなのは筆者の知る限りアストロズのマコーミックとマイヤーズだけ。過去にバッターとして左投げ右打ちで活躍した選手もヘンダーソン以外にはライアン・ラドウィックくらいしかパッと思い浮かばない。

 

ちなみにピッチャーでは何故か左投げ右打ちのメジャーリーガーが結構いて、代表格にはランディ・ジョンソンやサンディ・コーファックス、柳賢振がいる。

*1:だいぶ意訳

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