ヨルダン・アルバレス
HOU(2019-)
通算成績 482試合 .295 513安打 129本塁打 380打点 2盗塁 fWAR18.0
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、新人王
2022年 135試合 .306 144安打 37本塁打 97打点 1盗塁 fWAR6.4
ア・リーグ最強のDH
ドジャースのフリードマンGMはチーム編成において天才的手腕を発揮しつづけているが、そのフリードマンGMの数少ない失敗がアルバレスをあっさりと手放してしまったことだ。
2016年にリリーフピッチャーのジョシュ・フィールズとのトレードでアストロズに加入すると強打者として頭角をあらわし、2019年にメジャーデビュー。
2019年はルーキーらしからぬパワーを見せつけ、87試合で27本塁打と大暴れ。オフには満票で新人王のタイトルを獲得した。
2020年は故障で2試合の出場にとどまったが、2021年からはアストロズ不動のクリーンナップとして君臨。故障の影響でいずれのシーズンも144試合以下の出場にとどまるも3シーズン連続で30本塁打をクリアしている。
本人は守備に意欲を見せ、2022年はレフトで56試合プレー。この年はDRSプラス5と悪くはなかったが、翌年からはマイナスに。将来的には指名打者としての出場が中心になりそうだ。
査定に関して
広角打法
打球方向から分かるようにアルバレスは広角に打球を飛ばしており、2022年は逆方向に5本塁打放っている。
対変化球◯
アルバレスは速球に加えて変化球への対応も優秀。2022年はBreakingに対して打率.302、Offspeedに対しても.346と柔軟なバッティングが光った。
決勝打
High Leverageでの打率は.338。2022年は同僚のペーニャと共にとにかくここぞという場面でアルバレスが打っていた印象で、2022年のワールドシリーズ第6戦ではワールドシリーズ優勝を決定づける逆転3ランホームランを放っている。