NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2024 ロイ・ハラデイ 2003年 パワナンバー

ロイ・ハラデイ

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TOR(1998-2009)-PHI(2010-2013)

 

通算成績 416試合 203勝105敗 防御率3.38 2117奪三振 fWAR65.4

獲得タイトル:サイ・ヤング賞2回、最多勝利2回

 

2003年 36登板 22勝7敗 防御率3.25 204奪三振 fWAR7.0

 

ドク

ESPNなど米メディアの名物企画に各世代のベストメンバーを決める“All Decade Team”というものがある*1

2000年代の先発投手はタレント揃いで、メンバー選びは一筋縄でいかないが先発投手枠でどの記者も必ず入れているのが、今回作成したロイ・ハラデイだ。

 

ハラデイの特徴はなんといっても高い完投能力。

2000年代に入ってくると先発投手が完投することが激減。そんな中、ハラデイはキャリアを通して67完投。最多完投となったシーズンは歴代1位の7回を数える。

 

イニング数も2003年に266回を記録するなど、一人だけ1980年代並みの数字を残し、規定に到達したシーズンは最低でも220イニング以上を投げている。

 

ハラデイがここまで多くのイニングを投げれた要因としては高いコントロールと打たせてとるピッチングを心がけていたことが挙げられる。

 

通算の与四球率は1.9、2003年には1.1を記録するなど制球力はマダックス並み。また、ハラデイはいわゆる普通のフォーシームを全く投げないフルタイムのシンカーボーラーで、ゴロアウトを量産。通算のGB %は54.1とグラウンドボールピッチャーの鏡のような投球スタイルだった。

 

通算203勝、rWAR・fWARともに60オーバー、サイ・ヤング賞2回といった輝かしい功績から殿堂入りは確実視されていたが、殿堂入り投票の対象となる2年前の2017年に飛行機事故で急逝。

事故の原因はハラデイの危険操縦の可能性が高く、レジェンドとしてはあまりにも残念な最後を迎えてしまった。

 

球種はツーシーム、ナックルカーブ、Hシンカー。

 

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査定に関して

球種構成

ハラデイはカッターやスプリット、チェンジアップなど多彩な球種を操ったことでも知られているが、2003年の投球割合を見てみると、ファストボール(シンカー)66.4%、カーブ系(ナックルカーブ)31.2%と2球種で投球の97.6%が占められていたため、今回はオミット。

また、ハラデイはシンカーをゴロアウトをとるためのシンカー(ツーシーム)と三振をとるためのシンカー(Hシンカー)という形で投げ分けていたため、2種類のシンカー系ボールで再現している。

*1:野手は各ポジションひとり、投手は先発5人、リリーフ1〜3人

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