ライアン・ヘルズリー
STL(2019-)
通算成績 239登板 28勝14敗 防御率2.63 314奪三振 84セーブ 22ホールド fWAR5.8
獲得タイトル:最多セーブ
2024年 65登板 7勝4敗 防御率2.04 79奪三振 49セーブ fWAR2.3
Hellz Bellz
最速167キロの豪速球が自慢のカーディナルスの守護神。
平均99.6マイル(約161キロ)のフォーシームとキレのあるスライダーの2球種をストライクゾーンに投げ込む投球スタイルが持ち味。
加えて、時折り投げる80マイル台のスローカーブも速球との球速差から良いアクセントとなっており、速球に的を絞らせない器用さも合わせ持っている。
2022年に54登板で防御率1.25とブレイクも、2023年は故障で33登板に留まる。リベンジをかけて臨んだ2024年は開幕から不動の守護神として君臨し、リーグ最多の49セーブをマーク。
通常これだけセーブをあげられるとなればチームもコンテンダーとして首位争いをしていてもおかしくないが、今シーズンのカーディナルスは投打が噛み合わずナ・リーグ西地区3位という悔しい順位でシーズンを終えた。
ヘルズリーはネイティブ・アメリカンのチェロキー族をルーツに持っており、本人もネイティブ・アメリカンの血をひいていることに誇りを抱いている模様。
球種はスライダー、スローカーブ。
査定に関して
ピンチB・打たれ強さB
ヘルズリーは現地でブルドッグメンタリティと評されるほどの鋼のメンタルを誇り、ランナーを出しても全く動じない。
このメンタリティは数字でもしっかり表れており、2024年の得点圏被打率は.167。また、2022年にはLOB93.4%という驚異的な数字を叩き出している。
逃げ球・フライボールピッチャー
ヘルズリーはゴロ率が下位22%と典型的なフライボールピッチャー。通常この手のタイプの選手は被本塁打も多くなるが、ヘルズリーは球威でゴリ押し、2024年は被本塁打率0.41に留めている。