NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2024 今永昇太 2024年 パワナンバー

今永昇太

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DeNA(2016-2023)-CHC(2024-)

 

2024年 29登板 15勝3敗 防御率2.91 174奪三振 fWAR3.0

 

投げる哲学者

2023年オフに最大で5年8000万ドルになる変則契約でカブスに加わったサウスポー。

 

契約時点では先発4、5番手クラスのピッチングができれば御の字という評価だったが、高回転ストレートと左投手としては数少ないスプリットの使い手という初見殺しのような性能のおかげで開幕から9登板目までは防御率0.84と敵なしのピッチング。

 

10登板目のブルワーズ戦以降は、NPB時代から懸念されていた一発による失点が増え、防御率は悪化したものの、最終的にリーグ3位の防御率2.91という好成績でシーズンを終えた。

 

今永が一度はMLBのデータ班の解析で攻略されかけたが、持ち直した要因としてシーズン後半からチェンジアップや緩いカーブ、ツーシーム系のボールをわずかながら織り交ぜていたことがあげられ、「投げる哲学者」の異名通りクレバーな投球術が光っていた。

 

ちなみに今永はオフのインタビューでK/BBやWARといったセイバーメトリクス関連の指標について自ら言及しており、fWARが3点台にとどまった原因は被本塁打が多いからと冷静に分析していたのも印象的だった。

 

新人王争いではスキーンズ、メリルと強敵が現れたため3位が濃厚だが、他のシーズンであれば1位でもおかしくはない好成績で、2025年はさらなる高みを目指せそうだ。

 

球種はスライダー、スローカーブ、SFF。

スプリットは被打率.204、Run Valueではプラス6と効果的に決まっていた。

 

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査定に関して

ノビB

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今永のフォーシームはNPB時代から「ノビがすごい、浮き上がってくる!」と評判だったが、ボールが違うMLBでも健在。フォーシームの被打率は.229、Run Valueはプラス7。また、変化方向も画像のように平均よりも縦軸に伸びていた。

 

フライボールピッチャー一発

2024年はリーグで4番目に多い27飛翔。

ゴロ率も37.2%でこれはMLBワースト19%に入る数値だった。今永はバレルやハードヒット率など長打を防ぐ指標がすこぶる悪く、これが解消できるかが2年目のカギとなりそう。

 

Nishiのひとりごと

今永がメジャー挑戦を表明した時は、防御率4点台で先発ローテーションを守れれば100点くらいに思っていたので、ここまで通用したのはサプライズでした。今永の活躍でNPBである程度抑えられ、かつスプリット系のボールを操れるサウスポーの市場価値はかなり上がったのではないでしょうか。

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