ガナー・ヘンダーソン
BAL(2023-)
通算成績 343試合 .268 350安打 69本塁打 192打点 32盗塁 fWAR13.6
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、新人王
2024年 159試合 .281 177安打 37本塁打 92打点 21盗塁 fWAR8.0
ボルティモアの至宝
走攻守全てにおいてトッププレイヤーになれるポテンシャルを秘めた大型ショート。
2023年に満場一致で新人王に輝くと、今シーズンは「2年目のジンクス」どこ吹く風のバッティングでホームランを量産。
前半戦の時点ではアーロン・ジャッジ、ボビー・ウィットJr.とMVP争いを繰り広げ、WARでもリーグトップに躍り出たこともあったが、後半戦で先の二人に大きく突き放され、MVP争いには脱落。
とはいえ、ヘンダーソンは決して不振に陥ったわけではなく、チーム2位かつショートとしては両リーグトップの37本塁打。走っては21盗塁とバッティングと走塁面においては昨年よりも1段階上のステージに到達した。
ディフェンス面ではキャノンアームを武器に深いところからでもアウトをもぎとり、DRSはプラス5と優秀な数字を残し、送球エラーが減れば将来はゴールドグラブ賞にノミネートされるくらいの実力があることを示した。
総合指標のrWARではリーグ3位(全体でも4位)の9.1を叩き出し、ジャッジとウィットJr.がいなければMVP当確の数字だった。
査定に関して
対左E
ヘンダーソンは2023年こそは対左打率.210、OPS.618と大苦戦していたが、今シーズンは対左打率.257、OPS.829とだいぶ克服。
チャンスメイカー
2024年は1番打者として119試合に出場。初回先頭打者打率.312としっかりチャンスメイクしてみせた。
対変化球◯
ヘンダーソンは対Breaking打率.299、対Offspeed打率.274と変化球への対応も優秀。特にスライダーに対するRun Valueはプラス10、スウィーパーもプラス9とスライダー系のボールに強かった。