ウィリー・アダメス
TB(2018-2021)-MIL(2021-)
通算成績 880試合 .248 800安打 150本塁打 472打点 51盗塁 fWAR21.3
獲得タイトル:特になし
2024年 161試合 .251 153安打 32本塁打 112打点 21盗塁 fWAR4.7
ミスタースリーラン
強肩強打が持ち味のブルワーズ不動のショート。
2024年は得点圏打率.293、OPS1.073とクラッチヒットが炸裂。
ランナーが二人以上いるシチュエーションで14本塁打と打点を荒稼ぎし、大谷翔平に次ぐリーグ2位の112打点をマークした。
バッティング面ではキャリアハイの成績を残した一方、ディフェンス面ではキャリアワーストの数字に転落。
2022年はプラス9、23年もプラス8とエリートクラスの数字を誇ったDRSはワーストクラスのマイナス16。昨年は16と最上位クラスの数字を残したOAAもプラス1と平均クラスに沈んでしまった。
今オフはFAショート市場の目玉として注目を集めるも、守備力の低下がかなりの懸念材料。ドジャースが熱視線を送っているようだが、どうなることやら。
査定に関して
走力D・盗塁B
スプリントスピードはメジャーリーガーとしてはちょうど平均レベルだったが、キャリアハイの21盗塁(成功率84パーセント)をマーク。これは明らかにピッチクロックの恩恵を受けた形となった。
Nishiのひとりごと
今オフのFAショート市場は、アダメス以外には大物がおらず、二遊間に視点を広げても故障明けのキム・ハソン、おそらくショート守備は厳しいグレイバー・トーレスとパッとしない。
そのため、アダメスの価値は実績以上に上がると思われ、そうなってくると資金力に余裕があり、ショートの打力不足に苦しんだブレーブスや、銀河系最強軍団を目指すドジャースのどちらかに絞られそうだ。