ギャビン・ラックス
LAD(2019-2022,2024-)
通算成績 412試合 .252 336安打 28本塁打 155打点 19盗塁 fWAR5.5
獲得タイトル:特になし
2024年 139試合 .251 110安打 10本塁打 50打点 5盗塁 fWAR1.5
伸び悩む元トッププロスペクト
2020年にはプロスペクトランキング全体2位に選ばれ、将来は20-20の常連になると期待を集めた元トッププロスペクト。
メジャー実質1年目の2021年は102試合で打率.242とメジャーの壁に当たったが、翌年の2022年はセカンドのレギュラーになり、バッティングでも打率.276、fWAR2.7とブレイク一歩手前の成績をマーク。
ドジャースもこの時はラックスに相当な期待をかけていたようで、オフにはFAとなった球界屈指の俊足ショート トレイ・ターナーとの契約交渉を見送るほど。
ところがショートのレギュラーの地位をほぼ確約された2023年キャンプ中に右膝の前十字靭帯を断裂する大怪我を負ってからはキャリアが暗転。
2023年は全休となり、続く2024年はスプリングトレーニング中に送球難に陥り、ショート失格の烙印を押され、セカンドへコンバート。
コンバート先のセカンドでは送球難こそは克服したものの、怪しいプレーが目立ちDRSはマイナス2、OAAも同じくマイナス2と低調。
バッティングでも打率.251とレギュラーとしては物足りない数字で、特に左投手に打率.152と大苦戦。
今オフ、ドジャースはウィリー・アダメスの獲得を狙っており、また、ベッツもセカンドに再コンバートされるとの報道も出ており、アダメス獲得に成功した場合はポジションを失うことに。
ラックスは一応2021年に外野を守っているため、外野手に転向という道も残されているが、その場合でもエドマンやパヘス、アウトマンとの競争になり、正直勝つのは難しそう。
ドジャースがアダメス獲得に成功した場合、トレードで放出される可能性も高そうだ。