ボビー・ダルベック
BOS(2020-2024)
通算成績 331試合 .222 210安打 47本塁打 142打点 9盗塁 fWAR0.1
獲得タイトル:特になし
2021年 133試合 .240 100安打 25本塁打 78打点 2盗塁 fWAR0.5
虎の恋人?
MLB通算47ホーマーの実績を誇る右の大砲。
大山のFAが濃厚な阪神タイガースは長打力のある助っ人外国人の補強が急務。そんな中、獲得調査をしていると噂されているのがブライアン・アンダーソン、JDデービス、そして今回作成したダルベックだ。
ダルベックは2020年にメジャーデビューを果たすと、23試合の出場で8本塁打とパワーを発揮。続く2021年はファーストのレギュラーに定着し、133試合で25本塁打とブレイク。特に同年は後半戦に怒涛の追い上げを見せ、8月からの2ヶ月で14本塁打と大暴れ。
一方で、同年は156三振、選んだフォアボールはたったの28とバッティングには粗さが目立った。
2022年以降は、バッティングの粗さが深刻化。
2022年は117試合で打率.215と厳しい数字に終わり、2023年はトリスタン・カサスの台頭でレギュラーの地位を失うことに。
2024年はわずか37試合の出場にとどまっている。なお、3Aでも81試合で8本塁打、アベレージも.244と苦しんでおり、キャリアの瀬戸際に立たされていると言っても過言ではない。
ダルベックはファーストがメインポジションだが、メジャーでは内野の全ポジションに就いた実績あり。ここだけ切り取ると内野のユーティリティとしての活躍が期待できそうだが、ダルベックの守備力はどのポジションでもワーストクラスで守備での貢献度は皆無に等しい。
獲得難易度は名前が上がっている3選手の中では一番低く、またポジションでも大山がFAした場合、空席になったファーストを埋められるため個人的にはこのダルベックに決まりそうだと考えている。
査定に関して
走力B・盗塁F・慎重盗塁
ダルベックは見た目によらず、かなりの俊足。2024年もメジャー上位17%に入るスプリントスピードを誇った。
一方で、通算盗塁数からも分かるように盗塁はほとんど仕掛けず、おそらく苦手意識があると思われる。
対変化球◯
2021年は対チェンジアップのRun Valueがプラス8、対カーブもプラス7と変化球への対応が光った。なお、2024年は一転して全てマイナスなため、NPBでは変化球にクルクルになる可能性も。
関連選手:虎の恋人2024年オフバージョン
ブライアン・アンダーソン
JDデービス
ケストン・ヒウラ