ケストン・ヒウラ
MIL(2019-2022)-LAA(2024)
通算成績 294試合 .235 227安打 50本塁打 133打点 20盗塁 fWAR2.0
獲得タイトル:特になし
2019年 84試合 .303 95安打 19本塁打 49打点 9盗塁 fWAR2.2
阪神タイガースが獲得を狙う日系3世スラッガー
今オフのタイガースは大山がFAで流出する可能性が高く、ファーストを守れる強打者の補強が急務。そんな中、ブライアン・アンダーソン、ボビー・ダルベック、JDデービスをリストアップしていると言われていたが、その中に新たに加わった新外国人候補がケストン・ヒウラだ。
ヒウラは名前の通り日系3世のメジャーリーガー*1。2018年にブルワーズ傘下にNo.1プロスペクトに選ばれるなど高い期待を集めた逸材で、2019年にメジャーデビューを果たすと84試合で19本塁打とセカンドとしてはトップクラスの打棒を発揮。
メジャー2年目の2020年もアベレージこそは.212とイマイチだったが、49試合で13本塁打(フルシーズン換算で35本塁打)とパワーを見せつけて、将来は球界を代表する強打のセカンドになれると賞賛を集めた。
ところが2021年以降は母親の病気で野球に集中できなくなったことや、一発狙いのバッティングが裏目に出てアベレージを全く残せなくなったことで原因でマイナー落ちする機会が増え、2023年はフルシーズンでマイナー暮らし。
2024年もメジャーではわずか10試合の出場にとどまり、現在はFA状態。
ヒウラはメジャーデビュー当初はセカンドを守っていたが、失策数の多さ*2や守備指標の不振*3から2021年以降はファーストがメインポジション。ファースト守備では2021年にDRSプラス1と平均レベルの守備力を誇り、もし仮に大山が流出した場合はヒウラやダルベックで穴埋めする可能性が高い。
また、ヒウラは今オフに虎の恋人として名前が上がったメジャーリーガーの中で、3Aでは一番打っており、エンゼルス傘下のソルトレイクでは37試合で.354、20本塁打を記録している。個人的にはヒウラが一番の当たりだと思っているが、果たして阪神フロントは誰をチョイスするのか、今後の動向に要注目だ。
査定に関して
チャンスF
2019年は得点圏打率.233、High Levarageでも.240とチャンスには弱いイメージ。
対左F
2019年の左右別成績は
・対右投手 打率.322、OPS1.021
・対左投手 打率.240、OPS.673
と左投手はからっきり。
広角打法
画像のように逆方向にもしっかり長打を放てるのはヒウラの魅力の一つ。
チャンスメーカー
リードオフイニング打率は.373とチャンスメイクも◎。
アウトコースヒッター
画像のように得意コースは外角中心。
関連選手:虎の恋人2024年バージョン
ブライアン・アンダーソン
ボビー・ダルベック
JD・デービス