アンソニー・サンタンデール
BAL(2017-)
通算成績 746試合 .246 695安打 155本塁打 435打点 10盗塁 fWAR9.6
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回
2024年 155試合 .235 140安打 44本塁打 102打点 2盗塁 fWAR3.3
怪物パワーのスイッチヒッター
2024年にスイッチヒッターとしては歴代5位の44本塁打を放ったスラッガー。
サンタンデールは2016年にルール5ドラフトでオリオールズに加入し、翌年の2017年にメジャーデビュー。
2019年には93試合の出場ながら20本塁打を放ち、暗黒オリオールズの数少ない希望の光として台頭。
2022年にはチームトップかつリーグ5位の33本塁打をマーク。続く2023年も28本塁打・95打点でチーム二冠王と再建後のオリオールズ打線の中軸を担った。
2024年はアベレージは好不調の波が激しかったが、ホームランに関してはコンスタントに量産。特に6月には13本塁打と大暴れし、6月末の時点ではア・リーグの本塁打数ランキング1位に君臨していた。
2024年は皆さんご存知の通り、アーロン・ジャッジが5月以降歴史的な勢いでホームランを量産し、惜しくも初のタイトル獲得には至らなかったが、最終的にリーグ2位の44本塁打を記録し、オフにはキャリア初となるシルバースラッガー賞のタイトルを獲得した。
サンタンデールはオフにクオリファイングオファーを受けるも拒否し、現在はFA。
サンタンデールはパワーこそは今オフのFA市場ではソトに次ぐクラスだが、アベレージを残せない点や守備面での貢献は期待できないことから超大型契約というよりは2023年オフにホルへ・ソレアがジャイアンツと交わした3年4200万ドルくらいの契約規模になると思われる。
査定に関して
カット打ち
サンタンデールは典型的な低打率のパワーヒッターでありながらカット打ちが上手く、2023年5月2日のロイヤルズ戦では粘りに粘って1打席で16球を投げさせ、最後はヒットで出塁に成功した。
悪球打ち
サンタンデールといえば悪球打ち!2024年はボールゾーンのボールを10本もスタンドに叩き込んでいる。