ブラディミール・ゲレーロJr.
TOR(2019-)
通算成績 819試合 .288 905安打 160本塁打 507打点 20盗塁 fWAR17.0
獲得タイトル:本塁打王1回、シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞1回、ハンク・アーロン賞1回
2024年 159試合 .323 199安打 30本塁打 103打点 2盗塁 fWAR5.5
現役No.1ファーストへ
父親は殿堂入り打者のブラディミール・ゲレーロというサラブレッド。
マイナー時代からNo.1プロスペクトとして期待を集め、2021年にはリーグ最多の48本塁打と父親同様のパワーを持ち合わせ、スター選手に成長。
2024年は4月こそは打率.229・3本塁打とスロースタートだったが、5月以降は全ての月で打率.318以上と打ちまくり、リーグ2位の打率.323のハイアベレージでシーズンを終えた。
2021年:48本塁打、22年:32本塁打、23年:26本塁打と年々パワーダウンが指摘されていたが、今シーズンは30本塁打とパワーが22年並みに戻り、打点も100を超えたため非常に見栄えの良い打撃成績となった。
ゲレーロは2026年オフにFAになる予定だが、契約延長の噂は今のところなし。所属しているトロント・ブルージェイズは優勝争いできる戦力を持ち合わせてはおらず、トレードデッドラインまでに勝率5割ラインを割っていた場合、トッププロスペクト複数枚とのトレードになりそうだ。
査定に関して
肩A
Arm Strengthはメジャーでも上位22%とファーストとは思えない強肩を発揮。その強肩を活かすべくサードとして12試合に出場している。
広角打法
画像のようにゲレーロJr.は広角打ちを得意とし、2024年も逆方向に5本のアーチを放っている。
固め打ち
2024年は4安打以上放った試合が4試合。3安打以上放った試合も21試合と固め打ちが光った。
チャンスメーカー
2024年はリードオフイニングの場面で打率.336とチャンスメイクも◎。
インコースヒッター
ヒートマップでは割と満遍なく当たっているが、特にインコースはすべて打率.333以上と上手に捌かれていた。
対変化球◯
ゲレーロは速球に強く、変化球に脆いイメージがあったが、今シーズンはBreakingballに対する打率が.335。特にカットボール、スライダー、チェンジアップに対するRun Valueはすべてプラス8以上と優秀だった。
満塁男
2024年は満塁打率.500。グランドスラムも1本放っている。
併殺
ゲレーロJr.は2021年から3シーズン連続で20併殺。2024年も16と多かった。
関連選手
実の父親 ブラディミール・ゲレーロシニア
リーグ最多の48本塁打を放った2021年バージョン