サルバドール・ペレス
KC(2011-2018,2020-)
通算成績 1552試合 .267 1571安打 273本塁打 916打点 6盗塁 fWAR18.3
獲得タイトル:本塁打王1回、打点王1回、シルバースラッガー賞5回、ゴールドグラブ賞5回、カムバック賞1回、ルー・ゲーリック賞1回
2024年 158試合 .271 160安打 27本塁打 104打点 fWAR3.2
SALVY
9回のオールスター出場、5回のシルバースラッガー賞獲得と輝かしい実績を残してきたロイヤルズのフランチャイズプレイヤー 。
2010年代半ばのロイヤルズ黄金期を支えたキャッチャーで2015年のワールドシリーズ制覇を知るロイヤルズに在籍する唯一の選手でもある。
2021年にキャッチャー史上最多の48本塁打を放ったパワーは34歳を迎えた2024年シーズンも健在。キャッチャーとしてはマリナーズのカル・ローリーの34本に次ぐ27本塁打を放ち、ロイヤルズのポストシーズン進出に大きく貢献した。
ペレスは通算での守備率.995という数字が示すように壁性能に優れたキャッチャー。フレーミングには課題があると言われているが、投手陣からの信用は厚く、今シーズンもロイヤルズのスタメンマスクを被り続けた。
35歳となる2025年シーズンでロイヤルズとの契約は切れるが、チームのリーダーという面でもペレスの存在は非常に大きく、来シーズン中に再契約を結ぶことが濃厚。
査定に関して
チャンスB
ペレスといえば勝負強いバッティングが持ち味。
2024年も得点圏打率.329とチャンスに強く、チーム2位の104打点をマークした。
悪球打ち
ペレスは良くも悪くもフリースインガーとして有名。キャリアを通してフォアボールが少なく、通算打率.267に対して出塁率は.303と驚くほど低い。
今シーズンはアプローチが多少改善されキャリアハイとなる44四球を選んだが、それでもBB%はメジャーでも下位30%に入るレベルだった。
Nishiのひとりごと
ペレスはfWARとrWARとの乖離がめちゃくちゃ大きい選手のひとり。
fWAR18.3に対してrWAR35.5とダブルスコア近くの開きがある。