マニー・マチャド
BAL(2012-2018)-LAD(2018)-SD(2019-)
通算成績 1735試合 .279 1900安打 342本塁打 1049打点 99盗塁 fWAR53.6
獲得タイトル:
2024年 152試合 .275 163安打 29本塁打 105打点 11盗塁 fWAR3.6
ミスター・マイアミ
パドレスの頼れる兄貴分。
2010年代を代表する強肩強打のサード。バツグンの耐久性を誇り、2015年から9シーズン連続で規定に到達。短縮シーズンを除けば2015年から7シーズン連続で150試合以上に出場している。
2024年は右肘を手術した影響で指名打者での開幕となったが、4月末にサードに復帰。サード守備では全盛期よりは数字を落としたもののDRSプラス2と健闘し、自慢の強肩は健在だった。
2023年は肘の故障の影響で打率.258と不振に陥っていたが、肘の不安から解消された今シーズンは打率.275、チームトップの29本塁打、同じくトップの105打点と復活し、チームのポストシーズン進出に大きく貢献した。
マチャドは良くも悪くもガキ大将のような性格で、チームの頼れるリーダーである一方、不調に陥るとすこぶる機嫌が悪くなりベンチでブスッと不貞腐れたり、相手投手とすぐ口論になるイメージ。
ドジャースとの地区シリーズでは負のマチャドが全開になり、フラハティと一髪触発のムードに。その後マチャドはボールをロバーツ監督のいるドジャースベンチに投げ込み、MLBの調査対象になってしまった。
マチャドは来年には2000本安打のマイルストーン到達が期待でき、通算成績もレジェンドの域に。2500安打・450本塁打のマイルストーンに到達できれば殿堂入りの可能性大。
査定に関して
プレッシャーラン
マチャドは2塁ベースに滑り込む際、違反ギリギリのゲッツー崩しを仕掛けることでも有名。
ドジャースとの地区シリーズでは通常の進路から大きく外れて2塁に向かい、フリーマンの送球がマチャドに当たりセーフになるというフェアプレーからはほど遠い頭脳プレーが話題になった。
ちなみにマチャドは2017年にレッドソックスのレジェンド2塁手ダスティン・ペドロイアに殺人スライディングを仕掛け、選手生命を絶たせる大怪我を負わせている。その影響もあり筆者はあまりマチャドに良い印象を抱いていない。