カル・ローリー
SEA(2021-)
通算成績 464試合 .218 342安打 93本塁打 251打点 7盗塁 fWAR13.9
獲得タイトル:ゴールドグラブ賞1回、プラチナグラブ賞1回
2024年 153試合 .220 120安打 34本塁打 100打点 6盗塁 fWAR5.4
Big Dumper
強肩に球界屈指のフレーミング、巧みなリードとキャッチャーに必要なスキルをハイレベルで兼ね備えたマリナーズの司令塔。
バッティングもアベレージこそは残せないが、パワーは現役捕手の中ではずば抜けており、2024年には自身が打ち立てたマリナーズの捕手としてのシーズン本塁打記録を更新する34本塁打を記録。
基本的に一発狙いのロマン砲という印象だが、ここぞと言う場面に非常に強く、2022年9月30日のプレーオフ進出がかかったアスレティックス戦では代打サヨナラホームランを放ちマリナーズファンから大喝采を浴びた。
ローリーは2027年オフにFAになる見込み。強打者に恵まれないマリナーズとしてはFA前に絶対に囲い込みたいところだが、ローリーサイドもそれを見越してか代理人をスコット・ボラスに変更。
ボラス氏は良くも悪くも超大型契約を希望してくることで知られており、マリナーズの思惑通りの延長契約を結べるかは微妙そう。
査定に関して
キャッチャーB
ローリーはフレーミングの名手として知られ、2024年もフレーミングでプラス13を記録。これはジャイアンツのパトリック・ベイリー(プラス16)に次ぐ、2位の数字。オフにはリーグで1番守備が上手い選手を讃えるプラチナグラブ賞も獲得していることから思い切ってBまでアップ。
チャンスB
2024年の得点圏打率は.270と勝負強いバッティングは健在。
アウトコースヒッター
画像のように左打席では外角のボールを上手く捉えている。
Nishiのこぼれ話
ローリーのニックネームBig Dumperはお尻のデカさにちなんでのこと。
このあだ名を広めたのは蹴るニックでお馴染みの元同僚のジャレッド・ケレニック。当初ローリーは嫌がっていたが、最近はそれを受け入れマリナーズの公式からも背ネームがBig Dumperのユニフォームが売られている。