ピーター・ランバート
COL(2019,2021-2024)-ヤクルト(2025-)
通算成績:74登板 8勝19敗 防御率6.28 181奪三振 1ホールド fWAR0.3
獲得タイトル:特になし
2024年 28登板 2勝5敗 防御率5.72 50奪三振 fWAR0.2
7色の変化球
ヤクルトスワローズへの加入が決まった先発右腕。
ランバートの特徴はなんといっても変化球の多彩さ。
2024年はスタットキャストによるとチェンジアップ、スライダー、スラーブ、カーブ、シンカー、カッターと6球種を投げ分けており、2024年こそは封印していたがスイーパーも投げることができる。
球種が多い一方で、絶対的な決め球はなく、強いて言えば2024年にRun Valueでプラス1を記録したチェンジアップくらい。
2024年は3先発で、残りは全てリリーフとしての起用だったが、ヤクルトでは先発ローテーションの一角を担うことが期待され、期待の大きさはヤクルトにしては高めな1年160万ドル(2億4000万)という金額にもあらわれている。
ランバートは2019年に打率.321*1とバッティングも得意なピッチャー。指名打者がないセリーグでは恐怖の9番打者として活躍する可能性も高い。
球種はスライダー、スラーブ、サークルチェンジ。
カーブ、シンカー、カットボールは投球割合が5%以下だったためオミット。
査定に関して
球速安定
最速156キロに対して平均は152キロ。NPBでもこの平均スピードを維持できれば、エース級も役割も期待できそう。
フライボールピッチャー・一発
ランバートは軽い球質のせいかフライが非常に多く、2024年のGB%は下位18%。本拠地がクアーズフィルドであったことも相まって、キャリアを通しての被本塁打率は1.6オーバー。
Nishiのこぼれ話
兄のジミー・ランバートもメジャーリーガー。
2024年はメジャーでの登板はなかったが、2023年まではホワイトソックスでリリーバーとして登板していた。
*1:28打数9安打