スペンサー・ハワード
PHI(2020-2021)-TEX(2021-2023)-SF(2024)-CLE(2024)-楽天(2025-)
通算成績 47登板 4勝13敗 防御率7.00 136奪三振 fWARマイナス0.5
獲得タイトル:特になし
楽天入団が決まった元トッププロスペクト
最速158キロ(2024年は155キロ)の速球が魅力の右の本格派。
フィリーズ傘下時代はチームのトッププロスペクトとして期待を集め、2020年にはトッププロスペクトランキング全体34位にノミネートされた逸材。
メジャーでは通算与四球率4.31と制球に苦しみ、思うようなピッチングができずに終わったが、3Aでは通算の奪三振率が12.25と持っているポテンシャルはピカイチ。
年齢も28歳と若く、NPBで結果を残せばマイコラスのようにメジャー契約を勝ち取れる可能性も高いため本人の気合いも高そう。
球種はスライダー、ドロップカーブ、サークルチェンジ。
2023年までは縦変化重視のスライダーを投げていたが、2024年からは流行りの横変化の大きいスイーパータイプのスライダーも投げ始めた模様。
査定に関して
対左B
キャリアを通しての左右別成績を見ると
・対右打者:被打率.339、OPS.976
・対左打者:被打率.256、OPS.824
と圧倒的に左打者を得意としている。
球持ち◯
球持ちの良さ(プレートからどれだけ遠くでボールをリリースできたのか)を表す指標Extensionはどのシーズンも平均以上。2024年も上位32%に入っていた。
Nishiのひとりごと
ハワードはチーム状況と本人のMLBでのキャリアを考えると先発起用が濃厚。課題の制球難がある程度解消されれば横浜のアンドレ・ジャクソンくらいのピッチング(防御率3点台前半)は期待できそう。