ドミンゴ・アセベド
OAK(2021-2023)-メキシカンリーグ(2024)-オリックス(2025-)
通算成績 89登板 4勝4敗 防御率4.09 74奪三振 4セーブ 22ホールド fWARマイナス0.2
獲得タイトル:特になし
2022年 70登板 4勝4敗 防御率3.33 58奪三振 4セーブ 20ホールド fWAR0.0
チェンジアップが光る長身リリーバー
米メディアからオリックスバファローズ入団の発表があった長身リリーバー。
速球のスピードは最速で152キロとプロ野球でもパッとしないが、決め球のチェンジアップは2022年に被打率.143、Run Valueでプラス8とメジャーでもトップクラスの威力を発揮。
また、連投もいとわない耐久性もアピールポイントで2022年には70登板をこなしている。
懸念点は前述の球速に加え、ここ2年間はマイナーでも打ち込まれていることで、2024年はメキシカンリーグで防御率7.00。
2022年クラスのピッチングが出来れば、マチャドにつながる強力なセットアッパーになれる逸材だが、外国人枠を考えるとまずはルイス・ペドラザが不調や故障離脱しない限りは2軍での登板が続きそう。
球種はスライダー、サークルチェンジ。
決め球のチェンジアップはシンカー方向への変化が大きかったので、サークルチェンジを採用。また、アセベドのスライダーは結構独特な変化をしており、2022年は空振り/スイング率40パーセントと優秀だった。
査定に関して
コントロールC
アセベドは身長2メートルと大柄だが、このタイプのピッチャーにしては珍しくコントロールに自信ニキ。2022年は与四球率2.26、BB%も上位28%に入っていた。
ナチュラルシュート
アセベドの速球はシュート方向への変化が大きく、時にツーシームに分類されることも。
一発
速球のスピードがないことからか2022年は被本塁打率が1.2と一発病の兆しあり。