MLBではESPNやFangraphs、個人の有識者によって各年代のポジション別No.1メジャーリーガーを選び、ベストチームをつくる"MLB Decade Team"という記事が定期的にアップされています。
今回の企画は、Nishi版MLB All Decade Teamということで筆者独自の視点を交えてメンバーを選考。各世代ごとのベストチームをパワプロのオリジナルチームとしてアップしていくぜ!というものです。
なお、選手の査定は年代査定ではなく、年度査定です。
レギュレーション
①対象の年代
1940年代以降、各10年ごと(例:2000〜2009年)
2020年代に関しては2024年までの5シーズンをベースに将来性などを踏まえてメンバーを選出。
②ポジション
各年代で以下の11ポジションを選出します。
・キャッチャー 1人
・ファースト 1人
・セカンド 1人
・サード 1人
・ショート 1人
・ライト 1人
・センター 1人
・レフト 1人
・指名打者 1人
・先発ピッチャー 5人
・リリーフピッチャー 2人
※外野手は3ポジションそれぞれ分けて選出。選んだ年度はセンターを守っていたが、その後同一年代でレフトに転向したといったケースではその選手をレフトでも選出してOKとします*1。
※指名打者導入前の1960年代以前のチームでは、ファーストをメインで守っていた選手でベストメンバーの次点に漏れた選手を指名打者枠として優先的に選びます。
※できるだけ多くの選手を選びたいという筆者の独断で、それぞれの年代で選手は被らないようにしています。
というのが、1950年代~60年代にかけては、ミッキー・マントル、ハンク・アーロン、ウィリー・メイズの3外野手が圧倒的な成績を残しており、外野手のメンバーがまったく変わらないという事態に直面したからです笑。
こうした状況を避けるためにこのレギュレーションを設けています。
③選考基準
基本的にその年代を通してどれだけ安定した成績を残せたかを最重要視します。その関係で2年間だけ大活躍したイエリッチのような選手は選ばれにくくなっています。
バッターの場合は、打率、本塁打、WAR/ピッチャーは防御率、奪三振率、WARをメインに見ていきますが、MVPやサイ・ヤング賞、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞などのタイトル獲得数もかなり考慮に入れています。
セカンド、ショート、センターといった守備力を重要視されるポジションではTZ(トータルゾーン)やDRS、OAAも考慮し、チームとしてのバランスも重視していきます。
また、ジャッキー・ロビンソンらMLBのあり方そのものに大きな影響を与えた選手や、セーブ誕生のきかっけをつくったロイ・フェイスらルール変更に大きな影響を与えた選手は活躍年数の長さを度外視します。
All Decade Team一覧
2010年代
2000年代
1990年代
1980年代
1970年代
1960年代
1950年代
1940年代
*1:アンドリュー・マカッチェンをレフトとして選ぶためだけのルールです笑