NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2024 クレイグ・キンブレル 2012年 パワナンバー

クレイグ・キンブレル

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ATL(2010-2014)-SD(2015)-BOS(2018)-CHC(2019-2021)-CWS(2021)-LAD(2022)-PHI(2023)-BAL(2024)

 

通算成績 837登板 56勝47敗 防御率2.59 1265奪三振 440セーブ 26ホールド fWAR21.5

獲得タイトル:最多セーブ4回、トレバー・ホフマン賞1回、マリアーノ・リベラ賞1回、新人王

 

2012年 63登板 3勝1敗 防御率1.01 116奪三振 42セーブ fWAR3.1

 

ダーティー・クレイグ

MLB歴代5位、現役投手としては2位となる通算440セーブをあげた2010年代最強クローザー。

 

全盛期の2010年代は最速163キロ、平均157キロ超の豪速球と鋭く曲がるナックルカーブの2球種だけで打者を制圧。

 

ブレーブス時代はクローザーに定着した2012年から4シーズン連続でナ・リーグ最多セーブを記録。その間の防御率は驚異の1.48とまさに難攻不落の絶対的守護神として恐れられた。

 

レッドソックス時代の2017年には防御率1.43、奪三振率16.4をマークするなど支配力は変わらなかったが、2019年以降は炎上する場面が目立ち、リリーフが手薄なチームを転々。

 

オリオールズのクローザーとして開幕を迎えた2024年は前半戦こそ防御率2.80とまずまずの成績だったが、後半戦に入ってからは18登板で防御率10.59と大炎上し、9月24日にはシーズン終了を待たずしてDFAされてしまった。

 

現在はFAだが、2024年の防御率5.33という成績もあり、これと言って契約の噂はなし。おそらく3月中にはリリーフに不安があるチームからマイナー契約のオファーがかかるはずだが…。

 

キンブレルが2018年以降に成績を大きく落とした原因としては、若干の球速の低下と投手の平均球速がどんどんインフレした結果、キンブレルの速球の優位性が失われ、とんでもなく速いピッチャーから平均レベルのピッチャーに成り下がってしまったことが考えられる。

 

球種はナックルカーブ。

キンブレルのナックルカーブは変化そのものはスラーブに近いが、本人はナックルカーブと言い張っており、握りもナックルカーブそのもの。今回は画像のようにスラーブをベースに角度などを一部調整したオリ変で再現している。

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キンブレルのナックルカーブは球界最高の切れ味を誇り、全盛期のブレーブス時代は被打率.127を越えることはなかった。


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査定に関して

怪童

全盛期のキンブレルのフォーシームは元阪神の藤川選手みたく浮き上がる、いわゆる“ライジング・ファストボール”のような軌道を描く。筆者がMLBを本格的に見始めた頃がちょうどキンブレルの全盛期で、ハイライトなどで「こんなピッチャーがいるのか」と度肝を抜かれたことは今でも鮮明に覚えている。

ちなみに今回作成した2012年のフォーシームの被打率は.124でまさに手も足も出ない魔球だった。

 

ドクターK

キンブレルを語るうえで欠かせないのが三振奪取能力の高さ。

キャリアを通しての奪三振率は14.1、2012年は当時のリリーバーとしてのメジャー記録である奪三振率16.7をマークしている。

 

威圧感

ブレーブス時代のキンブレルはまさに威圧感の青特に相応しい支配的なピッチング。2012年はFIPで0.78と訳の分からない数字を叩き出している。

 

球速安定

 2012年の平均球速は157キロ。今でこそリリーフ投手としては珍しくない数字だが、当時リリーフでも平均155キロを越えるピッチャーは数少なく、それこそ50イニング以上投げたピッチャーでは上にケルビン・へレーラ、アロルディス・チャップマンの2人しかいなかった。

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