ロイ・オズワルト
HOU(2001-2010)-PHI(2010-2011)-TEX(2012)-COL(2013)
通算成績 365登板 163勝102敗 防御率3.36 1852奪三振 2ホールド fWAR52.6
獲得タイトル:最多勝利1回、最優秀防御率1回
2005年 35登板 20勝12敗 防御率2.94 184奪三振 fWAR6.1
Wizard of Os
ノビのある速球を武器に球団史上2位*1となる143勝をマークしたアストロズの絶対的エース。
ルーキーイヤーの2001年に14勝、防御率2.73の好成績を残すと、そこから8シーズン連続で二桁勝利&防御率3.54以下と安定感抜群のピッチングを披露。
特に2004年からは2年連続で20勝をマーク。2005年にはアンディ・ペティットとロジャー・クレメンスとのトリプルエース体制でアストロズを球団史上初のワールドシリーズ出場へ導いた。
全盛期のオズワルトは平均球速151キロと当時としてはトップクラスのスピードを誇る本格派投手であったが、フィリーズに移籍してからは速球のスピードが平均140キロ台後半にまで落ち、サークルチェンジを軸にした技巧派への転向を模索。
レンジャーズに移籍した2012年以降は思うようなピッチングが出来ず、本人も「エースとしてのピッチングが出来ないのであれば意味がない」と36歳にして現役引退をスパッと決断。
球種はツーシーム、スライダー、スローカーブ、サークルチェンジ。
Nishiのこぼれ話
オズワルトといえば欠かせないエピソードが「感電したことで肩の痛みがなくなった!」という珍事件。
これは肩の痛みに悩まされていたマイナー時代の99年のこと。トラックのプラグを点検していた際に、誤って点火プラグに触ってしまいトラックの電流がオズワルトの流れ、その衝撃からトラックから放り出されたのだという。
幸いオズワルトに怪我はなく、それどころか電流のショックで肩の痛みも吹っ飛んでしまい、そこから肩の痛みに悩まされることなくメジャーへの階段を順調に歩んでいくこととなった。
*1:1位はジョー・ニークロの144勝