トレバー・ホフマン
FLA(1993)-SD(1993-2008)-MIL(2009-2010)
通算成績 1035登板 61勝75敗 防御率2.87 1133奪三振 601セーブ 3ホールド fWAR25.9
獲得タイトル:最多セーブ2回
1998年 66登板 4勝2敗 防御率1.48 86奪三振 53セーブ fWAR3.1
Hoffy
MLB歴代2位の601セーブをマークしたパドレスの絶対的守護神。
ホフマンといえば140キロ台前半の速球と伝家の宝刀サークルチェンジで打者を欺く技巧派投手のイメージが強いが、メジャーデビュー当初は150キロオーバーの速球でゴリ押す本格派。
95年に右肩を痛め、速球のスピードが140キロ台前半に落ち込み、それを補うためにパームボールのグリップで投げるチェンジアップを習得。
その後はこのボールを武器にセーブを重ね、95年から2002年にかけての8シーズン連続で30セーブ以上をクリア。2007年には当時としてのMLB記録となる500セーブを達成し、ギネス世界記録にも認定された。
通算セーブ数こそはのちにマリアーノ・リベラに抜かれたが、601セーブはナ・リーグ最多記録。2014年にはその功績を讃えて、ナ・リーグの最優秀救援投手賞にかわってトレバー・ホフマン賞が設立されている。
球種はHスライダー、カーブ、サークルチェンジ。
ホフマンの決め球のサークルチェンジはパームボールをベースにしたオリ変で再現。
査定に関して
ノビB
ホフマンの速球はシュート方向への変化が少なく、打者にとっては浮き上がってくるような軌道を描く。
ディレイドアーム
本査定の最大のこだわりポイント。
ホフマンは球史に残るレジェンドプレイヤー。そのため何らかの箔を金特でつけたいと思い色々リサーチしていたところ、ホフマンのチェンジアップは速球と同じ腕の振りから放たれ、ホームベースに届く直前で変化するため狙って打つのは困難という記載を発見。
今回は思ったようにボールが来ないことを再現すべく、投球地点の表示が遅くなる効果を持つ金特ディレイドアームを採用した。
奪三振
ホフマンは打たせてとる技巧派のようなイメージが強いが、実際は140キロ台の速球とそれよりも20キロ近く遅いチェンジアップとのコンビネーションで三振の山を築く本格派のようなピッチングをしており、キャリア通算の奪三振率も9.36と当時のピッチャーとしては非常に高い。ちなみに、今回作成した98年は奪三振率10.60をマークしている。
威圧感
ホフマンの登場曲ACDCの『ヘルズ・ベルズ』が鳴り響くとゲームエンドと言われるほど、全盛期のホフマンの支配力は高く、まさに相手に絶望を与えるクローザーだった。