NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2024 マーク・プライアー 2003年 パワナンバー

マーク・プライアー

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CHC(2002-2006)

 

通算成績 106登板 42勝29敗 防御率3.51 757奪三振 fWAR16.3

獲得タイトル:特になし

 

2003年 30登板 18勝6敗 防御率2.43 245奪三振 fWAR7.8

 

ドジャース頼れる投手コーチ

ベンチから鋭い眼光を送る姿でお馴染みのドジャース投手コーチ。

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プライアーは2001年にカブスから全体2位で指名され、当時としては最高額の契約金1050万ドルで契約に合意したトッププロスペクト。

 

メジャー2年目の2003年には平均150キロを超える速球と12-6カーブを武器に18勝、防御率2.43、245奪三振、ナ・リーグの先発投手としてはトップのrWAR7.4と圧巻の成績をマーク。

 

同年はサイ・ヤング賞投票でも3位にノミネート。ケリー・ウッドとの二枚看板は「シカゴ・ヒート」と呼ばれていたが、翌年以降は肩の故障に悩まされ、25歳で迎えた2006年シーズンを最後にMLBの表舞台から姿を消した。

 

プライアーの選手生命があまりにも短かった原因は、ダスティ・ベイカー監督による酷使(ベイカー監督は当時、投手を引っ張る傾向にあり、2003年は1試合当たりの投球数が100球以上を超えたゲームが25試合にものぼった)と逆W字型のフォームにあるとされ、今ではプライアーの二の舞を避けるために逆W字型のフォームを矯正する傾向が増えている。

 

球種はドロップカーブ、スラーブ、サークルチェンジ。

 

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査定に関して

ナチュラルシュート

書籍Guide to Pichersによるとプライアーの速球は普段からシンカー方向にナチュラル変化していたとのこと。ハイライトを見ると確かにシュート回転しているボールの多さに気づかされる。

 

内角攻め

チームメイトのケリー・ウッドは「ジェフ・バグウェル(強打者)の内角に速球を投げることを恐れない」と恐れ知らずのピッチングを賞賛。

 

Nishiのこぼれ話

プライアーは2006年にカブスを退団してから2013年までの7年間、MLB復帰を目指してマイナー契約でチームを転々。結果としては復帰出来なかったものの、その間に投球メカニズムを研究し、現在はその知見を活かすべくドジャースの投手コーチとして活躍している。

 

これはあくまで筆者の想像だが、ドジャースは先発投手を早いイニングで降ろす傾向にあるが、これはプライアー自身が投げすぎで壊れた影響もあると思われる。

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