NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2024 アルバート・ベル 1995年 パワナンバー

アルバート・ベル

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CLE(1989-1996)-CWS(1997-1998)-BAL(1999-2000)

 

通算成績 1539試合 .295 1726安打 381本塁打 1239打点 88盗塁 fWAR41.0

獲得タイトル:最多本塁打1回、打点王3回、シルバースラッガー賞3回

 

1995年 143試合 .317 173安打 50本塁打 126打点 5盗塁 fWAR7.2

 

Mr.Freeze

1990年代最強のスラッガーのひとり。

 

ベルはレギュラーに定着した1991年から2000年までの実質10シーズンしかプレーしていないが、その間の1シーズンあたりの平均本塁打は37本、打点に至っては平均120打点とトップレベルの成績をマーク。

 

特に打点に関しては1992年から9シーズン連続で100打点オーバーを記録しており、これはMLBで10人しかいない大記録。

 

純粋なバッティングではこの時代にプレーしていた外野手の中でも5本の指に入る実力者であったことは間違いなく、1996年にはホワイトソックスと5年総額5500万ドルの契約を結び、MLB史上初の年棒1000万ドルプレイヤーになっている。

 

一方で、ベルは球界屈指のトラブルメーカーとして数々の事件を起こしており、枚挙にいとまがないレベル。こちらは後述するとして、マスコミ受けは最悪。1995年には二冠王と普通であればMVP当確レベルの成績を残してにも関わらず、記者からの支持を得られずほとんどの成績でベルを下回るモー・ボーンがMVPを手にすることとなった。

 

ベルは2001年開幕前に股関節の故障が発覚。ドクターストップがかかり、3年3600万ドル強の契約を残していたにも関わらず現役引退。

 

実質10年のキャリアに終わったため通算成績は伸びず、殿堂入り投票では記者から嫌われていたこともあり、有資格2年目にしてリストから姿を消すこととなった。

 

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査定に関して

プレッシャーラン

ベルの最悪の人間性を象徴するプレーとしてよく取り上げられるのが1996年のブルワーズ戦で起こしたゲッツー崩し。

通常のゲッツー崩しはスライディングで膝を削ることが大半だが、ベルはあろうことかボールを掴んだセカンドのフェルナンド・ビーニャに対してエルボータックル。このプレーに対しては非難が殺到し、MLBもベルに対して5万ドルの罰金と5試合の出場停止処分を下している。

 

ムード×

インディアンズ時代のチームメイト バスター・オルニー曰く「アルバート・ベルの頭がおかしいことは野球界では知れ渡っており、試合後に暴れ回るのは日常茶飯事。クラブハウスのエアコンを限界まで下げることから、Mr.Freezeという(まるでヴィランのような)あだ名で呼ばれている」とのこと。

 

Nishiのこぼれ話

ベルの起こして事件を書いていくととんでもない文字数になりかねないので、今回は筆者的にインパクトのあるエピソードをいくつか抜粋して紹介。

 

・1991年5月にファンに対してボールを強く投げ込み、肋骨を折る重傷を負わせる。

 

・1994年にコルクバットの使用が発覚。その後、審判に没収されたバットを回収すべくチームメイトのジェイソン・グリムズリーが天井裏を這って審判のロッカールームに侵入し、別のバットにすり替え証拠隠滅を図ったことでも大きな話題になった。

 

・1995年のワールドシリーズ中に記者に対して暴言を吐き、以後メディアとのインタビューを拒否するようになった。

 

・1996年に試合前のウォーミングアップする姿を撮影していたカメラマンに至近距離からボールを投げつける蛮行に及ぶ。

 

・1995年のハロウィーンでベルの家にやってきたキッズを車で追い回し、100ドルの罰金刑に。

 

・引退後の2006年に元恋人へのストーカーで逮捕。

 

・2018年には酔っ払い運転の挙句、駐車場という公衆の面前で放尿し、飲酒運転と公然わいせつ罪で逮捕。

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