NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

MLB All Decade Team 1970’s

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ダイナスティ3強時代

1970年代はオークランド・アスレティックス、シンシナティ・レッズ、ニューヨーク・ヤンキースの3強時代。

 

アスレティックスはフィンリーオーナーのもと72年からワールド・シリーズ三連覇。レッズは史上最強とうたわれるビッグレッドマシン打線で75年から二連覇。そして、ヤンキースはMr.オクトーバーことレジー・ジャクソン
の活躍で77年から二連覇を成し遂げている。

 

一部の球団に戦力が偏る中、76年にFA制度が成立。ここから選手の年棒は高騰しはじめ、年棒を押さえたいオーナーと選手会との熾烈な対立関係が生まれていった。

 

また、1970年代はマウンドの傾斜変更の影響も多少はあれど、引き続き投手優位の傾向が見られ、シーバー、カールトン、パーマーらのちに殿堂入りを果たすような名投手がエースとして鎬を削った。

 

All Decade Team 1970’s オーダー

キャッチャー:ジョニー・ベンチ

1972年 147試合 .270 145安打 40本塁打 125打点 6盗塁 fWAR9.2

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1970年代はカールトン・フィスク、サーマン・マンソン、ゲーリー・カーターら名捕手が次々台頭していったが、やはり歴代最高のキャッチャーことジョニー・ベンチには敵わない。

ベンチは70年代に全捕手の中でダントツ1位の290本塁打を放ち、守備では70年から8シーズン連続でゴールドグラブ賞獲得とまさに攻守において隙のない完璧といっても過言でないキャッチャーだった。

 

ファースト:ディック・アレン

1972年 148試合 .308 156安打 37本塁打 113打点 19盗塁 fWAR8.0

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1970年代は他の年代と異なり、ディケイドを通して圧倒的な成績を残し続けたファーストが少ない印象。

今回はその中でもファーストとしてMVPに選ばれ、なおかつ2度の本塁打王に輝いたディック・アレンを選出。ちなみに、筆者調べでは、アレンが72年に記録したfWAR8.0という数字は、70年代にファーストとしてプレーした選手の中ではトップの数字である。

なお、他の候補としてはロッド・カルー、トニー・ペレス、ウィリー・マッコビーが挙げられる。

 

セカンド:ジョー・モーガン

1975年 146試合 .327 163安打 17本塁打 94打点 67盗塁 fWAR11.0

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1970年代最高のセカンドはビッグレッドマシンのモーガン一択。モーガンはスピードに加えて、圧倒的な選球眼が武器で100四球以上を選んだシーズンはキャリアを通して8回!

また、セカンドとして記録した通算rWAR100.6は戦後のメジャーリーガーとしてはトップの数字で、歴代最高のセカンドとしてモーガンを推す声も多い。

 

サード:グレイグ・ネトルズ

1976年 158試合 .254 148安打 32本塁打 93打点 11盗塁 fWAR8.1

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1970年代最高のサードといえば、間違いなくマイク・シュミットだが、シュミットは80年代枠で既に選んでいるため、今回は70年代のサードとしてはシュミットを上回るfWAR52.8をマークしたネトルズを選出。
ネトルズは通算のrWARでもサードとしては歴代12位の数字を残しており、個人的にはベテランズ枠で殿堂入りを果たして欲しいところ。

 

ショート:デーブ・コンセプシオン

1974年 160試合 .281 167安打 14本塁打 82打点 41盗塁 fWAR5.8

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1970年代のショートはとびぬけて好成績を残した選手がおらず、選出がかなり難航。

候補のコンセプシオン、キャンパネリス、ベリンジャー、ハラ―はいずれも一長一短で有識者によってかなり意見が割れる印象。

今回は70年代と言えば、レッズのビッグレッドマシンという印象を重視し、レッズ打線でも存在感を見せたコンセプシオンを選出。

 

ライト:デーブ・ウィンフィールド

1979年 159試合 .308 184安打 34本塁打 118打点 15盗塁 fWAR7.8

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1970年代最高のライトはおそらくレジー・ジャクソンだが、レジーはセンター枠で選出したため、次点のウィンフィールドを選出。

ウィンフィールドはマイナーを経由せずにメジャーでプレーした天才打者。

ウィンフィールドはいわゆる5ツールプレイヤーであり、ずば抜けた成績こそは79年だけだが、それ以外も毎年2割後半、20本塁打、20盗塁前後をソリッドに叩き出していた。

 

センター:レジー・ジャクソン

1973年 151試合 .293 158安打 32本塁打 117打点 22盗塁 fWAR7.1

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1970年代最高のセンター論争では、多くの有識者がアストロズのセデーニョを上げているがセデーニョは73年に恋人を射殺するという大罪を犯しており、イメージが最悪だったため選外。

今回は、厳密にはフルタイムでセンターを守ったのは72年だけであるが、アスレティックスとヤンキースの2球団の黄金期を支え、Mr.Octoberの名で知られたレジー・ジャクソンをダイナスティ(王朝)時代を象徴する選手として選出。

 

レフト:ジム・ライス

1978年 163試合 .315 213安打 46本塁打 139打点 7盗塁 fWAR7.7

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1970年代を代表するレフトとしては、ビッグレッドマシンのピート・ローズやヤストレムスキーが挙げられるが、今回の企画では二人とも60年代で選んでいるため、選外。

今回選んだライスはヤストレムスキーの後釜としてレフトに定着すると、77年から3シーズン連続で39本塁打以上をマーク。78年には二冠王でMVPに輝いている。

なお、次点はパイレーツの主砲、ウィリー・スタージェル。

 

DH:ドン・ベイラー

1979年 162試合 .296 186安打 36本塁打 139打点 22盗塁 fWAR3.6

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指名打者が導入されたのは1972年。70年代はフルタイムのDHという概念はまだなかったが、その中でもDHとしての出場が多く、79年にはMVPに輝いたドン・ベイラーを選出。

 

先発

1970年代は他のディケイドと比べてもかなり先発投手が揃っており、70年代にエースとして活躍し、殿堂入りを果たした先発だけでもシーバー、パーマー、カールトン、ペリー、ブライレブン、ジェンキンス、ニークロ兄、キャットフィッシュ・ハンター、ライアン、サットンと10人もいる。

正直なところこのメンバーの実力も非常に拮抗しており、ほとんどの有識者がこの中から(おそらく自分の好みの)ピッチャーを選ばざるを得ず、筆者もピッチングスタイルが好きという理由で以下の5人を選出している。

 

トム・シーバー

1971年 36登板 20勝10敗 防御率1.76 289奪三振 fWAR9.1

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ジム・パーマー

1975年 39登板 23勝11敗 防御率2.09 193奪三振 fWAR6.9

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スティーブ・カールトン

1972年 41登板 27勝10敗 防御率1.97 310奪三振 fWAR11.1

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ゲイロード・ペリー

1972年 41登板 24勝16敗 防御率1.92 234奪三振 fWAR8.1

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バート・ブライレブン

1973年 40登板 20勝17敗 防御率2.52 258奪三振 fWAR10.3

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リリーフ

1970年代に入るとフィンガーズ、スーター、ゴセージといわゆるクローザーの草分け的存在が誕生。その中でも今回は、元祖クローザーにして、初の300セーブ到達者であるフィンガーズを選出。

また、70年代はマイク・マーシャルがMLB記録となるシーズン106登板という偉業を成し遂げており、その功績を称えてマーシャルも選出している。

 

マイク・マーシャル

1974年 106登板 15勝12敗 防御率2.42 143奪三振 21セーブ fWAR4.1

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ローリー・フィンガーズ

1976年 70登板 13勝11敗 防御率2.47 118奪三振 20セーブ fWAR4.1

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ユニフォーム&チーム設定

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パワナンバー 20700 20010 58316

 

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